第74回(動画有) リーバイス501 ビッグE(不均等V) Vステッチ前期型 Aタイプ ボタン裏W

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

動画解説もあります、良かったらご覧ください!

それでは、今回紹介するのはこちらです。

入荷時からこのように味のあるリペア跡がありました。

ざらつきのある生地です。

ひと目でビンテージデニムだとわかります。

この角度はどうでしょう?

XXっぽい荒々しい縦落ちをしています。

XX?

前股部分にカンヌキ留め有りです。

XXではありません、、、という事はビッグE?

カンヌキ留めがちょっと上にずれているのも気になりますね。

隠しリベット無し、ウエスト上シングルステッチ、Vステッチ留め

という事は、、、ビッグEの前期型になります。

(Wネームの可能性もあります)

後ろ身頃をチェックしていきましょう!

このダメージ具合なのに、パッチが残っています(喜)

このパッチは 柔らかくて割れない紙素材です。

クッキーのように割れて無くなる紙素材が多いのですが

稀にこの素材があるのです、、、不思議

501 A と読み取れます。

今回もまたAタイプでした!

タイプ物でも普通に前股ズレカンがあるのですね。

ズレカンというのも、工場の特徴なのでしょうか?

単なる縫い子さんの仕業なのでしょうか?

よくわかりません。

確認ですが、ビッグEです。

そして、Vの幅は左右で違います。

通称 不均等V(片細V)

※前回のブログではほぼ同年代ですが、均等Vでした。

この時の工場番号は4です。

さて、このジーンズの工場番号が気になる所です。

最後まで引っ張ってみました、、、苦笑

???

W でした!

Wですが テキサス州 ウィチタフォールズ(Wichita Faiis)工場という事らしいです

1950年代→14

1960年代→W

1970年代→4

1980年~1990年代→585

という変化をするそうです。

情報元は柴剣談話室さんのHPからです、、、

ブログを書いた時には 謎だったW刻印 の謎が解けました!

柴剣さんには本当に感謝いたします。

前回ブログの 4刻印=W刻印

生地の色落ちがXXっぽいのも 同一工場だったからですね。

これから ウィチタフォールズ工場 の色落ちは要チェックです。

そして、ウィチタフォールズ工場とAタイプの関連性が出てきました。

誰か ビッグEタイプ物 の真実を解き明かしてください!

裏ブログではそのヒントは出せますので、、、

では!

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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