リーバイス501-0658(ハチマルブラック)1985年6月 571工場 内股シングルステッチ

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

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今回紹介するのはこちらです。

前回に引き続き、ブラックジーンズになります!

リペア依頼品ではありません、私物です。

ブラックジーンズをオリジナルで作りたくなりまして、、、

サンプル購入しました!

まだ色は濃い目ですが

アタリ感が出ていますね。

硫化染め(サルファー染め)のブラックデニムです。

巷では、これを 先染め と言っているみたいですが、、、

先染め=生地の状態で染まっている(ブラックデニムの中白染め)

後染め=製品が縫い上がって染めている(製品染め)

だと思います。

後染め(製品染め)は生地の芯まで染まっているので

糸落ち感(アタリ感)は殆ど出ませんよ。

トップボタンはシルバー色です。

これは88年までらしいので、このディテールで80年代が確定します。

内股シングル!

今回のポイントはここです。

前回ブログでは内股ダブル(巻き縫い)でした。

こちらの方が古いディテールになります。

501のブルージーンズでも 80年代赤耳後の

内股シングルのジーンズを 通称 ハチマル と呼んでおります。

これは過去ブログで紹介しておりますので、ご確認ください。

こちらをクリック

内股シングルなので、インシーム裏はロック縫いです。

こちらはスソ上げされているみたいですね、、、

シングルステッチで太い幅です。

(ジーンズショップで縫われたのかな?)

アウトシームは脇割り縫いです。

こちらは白糸でロック縫いされています。

工場によって違うみたいですね、、、

スソ幅もチェックしておきます。

19.5センチ幅でした。

スソ上げしたから、ちょっと広いのかもしれません。

※前回ブログは19センチ幅でした、ウエストサイズは同じです。

ボタン裏は 571 でした。

571工場はどこでしょう?

調べましたが、わかりませんでした、、、汗

ウエストの帯裏に内タグがありました。

これは珍しいです。

細かい数字が並んでいて、どこが製造年月かな?

赤線部分 6 5 571=月 年 工場番号 でしょう!

1985年6月 571工場になります。

これは内股シングルの最終期だと思います。

前回ブログは内股Wステッチですが、85年11月です。

85年が移行時期だったみたいです。

しかし、内股シングル をかなり探していたので

見つけた時は嬉しかったです。

通称 ハチマルブラック と呼ばれています。

※501ブラックの初期型という事で、市場価格が高騰しております。

今後、更にレア化が進むと思いますよ!

では、後ろ身頃です。

パッチが中央寄りになっています。

工場の個体差だと思います。

501-0658 という品番

前回ブログと同じです。

印字が濃くて、はっきり読み取れます。

前回ブログとは違う部分です。

バックポケットの位置は高めになっておりますが

前回ブログのように、バックヨークのギリギリではありません。

この部分も工場による違いでしょう!

同じ品番なのに、工場の違いがハッキリ出ていて面白いです。

ここがアメリカ製らしい部分だと思います。

おおらかですよね、、、

以上になります。

以前から注目していた

501のブラックジーンズを裏ブログで紹介出来て

個人的に満足しております。

最後になりますが、ユーチューブで 501ブラックの詳細 を説明された

神動画がございます。

501ブラックを学びたい方は必見です!

良かったらご覧ください。

有益な情報をユーチューブで公開してくださり、ありがとうございます。

では!

SDGsの目標12 作る責任 使う責任 デニム(綿100%)は直し続けると、一生使えますよ!

人生の相棒にデニム(綿100%)という選択を、、、

※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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