第137回(動画有)リーバイス606 ビッグE 初期型プロト? Vステッチ ボタン裏8 ロック縫いの違いについて、、、

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

動画解説もあります、良かったらご覧ください。

今回紹介するのはこちらです。

細身のジーンズです!

スソ幅が約16センチとなっております。

これはスリムジーンズの幅ですね。

606だと思います。

腰回りを見ていきましょう!

リベット補強無しです。

これは606の特徴だと思います。

黒のカンヌキ留めでした!

太い綿糸のサイドステッチです。

501XXみたいな仕様になっています。

ジッパーフライは スコービルでした!

帯止めはVステッチです。

初期の606だと思います。

プロトタイプ?

ボタン裏は 8 でした。

8番工場ですが

テネシー州 ノックスビル(Knoxville)工場 という事らしいです、、、

1950年代→18

1960年代→K

1970年代→8

1980年代~90年代→532

という変化をするそうです。

情報元は柴剣談話室さんのHPから頂いております。

バックポケットに注目します!

左端 黒のカンヌキ仕様です。

ポケットの1筆縫いなどから、501仕様の縫い方になっています。

やはりプロトタイプか?

オレンジタブの ビッグEでした。

Vの幅は左右均等(均等V)になっています。

オレンジタブとは、、、

リーバイス社にとって

安価なセカンドラインを意味する仕様です。

(レッドタブとの差別化をしております)

今回のネタはここからです!

アウトシーム裏がロック縫いになっています。

この ロック縫い について、掘り下げていきたいと思います!

ビンテージジーンズのロック縫いは縫い目が荒いと思います。

リペア屋目線だと、非常に弱いです、、、汗

解れを直す事もあるので、ちょっと気になる部分ですね。

では、アップです。

アウトシームは割縫いになっています。

左右でロック縫いの縫い目が違っています。

不思議じゃありませんか?

これはロック縫いの縫い目が 表と裏で違う からです。

現代のジーンズだったら、見た目の綺麗さから

縫い目を揃えると思います。

しかし、当時のアメリカ製ですからね、、、

適当だったのでしょう、、、苦笑

バラバラだと思います。

(偶然揃っている物もあると思います)

さて、今回はもっと掘り下げてみます。

ここまで理解している人は少ないと思いますよ!

この縫い目は 2本糸 オーバーロックミシンです。

2本糸???

実は、通常のロックミシンは3本糸で縫っています。

当店のロックミシンです。

国産ですが、年代物のビンテージミシンです。

これは当時のシンガー社のロックミシン(シンガー81)

を完コピしたと言われています。

3本糸 ロック縫い 表

3本糸 ロック縫い 裏

こうゆう感じになります。

先ほどの 606E と比較すると ちょっと違いますね、、、

実は私、、、

同じミシンをもう1台持っております(笑)

こちらは2本糸仕様にしております。

このミシンですが、、、

2本糸仕様 3本糸仕様 どちらも出来る という優れもの!

同じのが2台あるので、仕様を変えております。

2本糸 ロック縫い 表

2本糸 ロック縫い 裏

これだ!

このV字の縫い目が独特なんです!

2本糸仕様の特徴ですね。

(マニアック過ぎて、スミマセン)

ロック縫い 表 白糸が3本 黄色が2本 見た目は同じ

ロック縫い 裏 白糸が3本 黄糸が2本 違います!

復習です。

この縫い目は ロック縫い 2本糸

左側が表から縫っています

右側が裏から縫っています(独特のV字)

超マニアック!

ロック縫いに2本糸と3本糸 どうして2種類あるのでしょうか?

単純に糸の消費を抑える為だと思います。

3本糸のロックが頑丈に縫われております。

2本糸のロックはやはり弱い、、、汗

ビンテージジーンズのロック縫いは

解れが多いのですが、そうゆう理由だと思います。

※しかも綿糸なので切れやすいです。

最後はちょっと話が反れてしまいましたね、、、苦笑

では!

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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