リーバイス501 ビッグE後期型 真っ紺 イレギュラー品 紙パッチと赤タブがカットオフされている! 

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

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今回紹介するのはこちらです。

真っ紺です!

洗濯回数が少ない、極上品だと思います。

小股の折り返し部分に カンヌキ留め があります。

XXでは無さそうです。

ちょっとだけ上にズレているので、これもズレカンかな?

フライボタン(小ボタン)足長Rです。

Rの軸が長いですよね!

これでビッグE 確定です。

※赤タブの読み取りが出来ない場合の確認方法。

アウトシーム部分でもチェック可能です。

アウトシームのステッチがシングルステッチの場合は ビッグE

チェーンステッチの場合はスモールe

※スモールeへの移行時期は例外があります。

よって、このチェック項目でもビッグEです。

腰帯は上下チェーンステッチなので

ビッグEの後期型になります。

ボタン裏は 2 ですね。

2番工場は、、、カリフォルニア州 サンノゼ工場 みたいです。

年代の変化は 12→J→2→558 という事らしいです

後ろ身頃も真っ紺です!

真っ紺なのに、紙パッチが欠損しております。

なぜ?

赤タブですが、カットオフされております。

これは意図的な作業です。

なぜでしょう?

答えはポケットスレキにあります。

スタンプが押されております。

これは イレギュラー品(B品)に押されるスタンプです。

通称 イレギュラースタンプ と呼ばれます。

それでも販売をしていたという事は

着用に関しては問題ありません。

どこかちょっとした部分のイレギュラーで

検品に引っかかってしまった というお品です。

現在ではビンテージデニムなので、ある意味レアですが、、、

表から見る限り、どこも悪く無さそうですが、、、

どこがイレギュラーだったのでしょうか?

恐らく、この部分でしょう!

内股裏側のロック縫いです。

ジーンズを作っている 私の目線から見ると

全く問題ありません。

ロック縫いが途中で外れてしまったので

縫い継ぎをしております。

問題はそのあとの処理をしていない、、、汗

糸がびろーん と伸びております。

これを根本からカットすれば、、、OKです!

単なる、糸の切り忘れですね。

見た目がこうなっているから、イレギュラー品になってしまったみたいですね。

これで紙パッチと赤タブをカットオフなんて、勿体ないです、、、汗

持ち主さまが不思議に思われていたので

この件はお伝えしました。

出荷時から 紙パッチと赤タブは欠損だったはずです。

今回のように ポケットスレキにイレギュラースタンプが押してある

ビンテージジーンズをお持ちの方は

どこがイレギュラーなのか、チェックしてみてはいかがでしょうか?

では!

SDGsの目標12 作る責任 使う責任

デニム(綿100%)は直し続けると、一生使えますよ!

人生の相棒にデニム(綿100%)という選択を、、、

※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。

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