こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。
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今回紹介するのはこちらです。
スソがややフレアしているジーンズです。
フロントのヒゲ、生地の縦落ち感 がとてもいい感じです。
トップボタンは銅色
ジッパーはタロン42
もちろん USA製(ビンテージはUSA刻印があります)
というわけで ブーツカットモデル
リーバイス517になります。
リーバイス517は 1971年デビュー と言われております。
今回のモデルはいつ頃の年代なのでしょうか?
生地の縦落ち感からみると、古いモデルだと思います。
コインポケット、ベルトループ部分に
イエロー綿糸が残っております。
※トップボタン横の平行ステッチもイエロー綿糸でした。
パッチが残っていますね!
印字が消えかかっておりますが、、、
デカ文字の517です。
これは初期のタイプになります。
CARE INSTRUCTIONS INSIDE GARMENT の表記が入る前です。
→この表記があると66モデルです(内タグが存在します)
※パッチの縫い付けもイエロー綿糸
赤タブをチェックすると、、、
ビッグE でした!
やはり517の初期型です。
517マニアさんが欲しがるビッグEです。
念のために内側をチェックすると、、、
スレキプリントがありました!
という事は、、、66ビッグEです。
紙パッチに CARE~ の注意事項はありませんでしたが
内部に注意事項がありますね。
これは移行時期の特徴です。
スレキプリントの場合は 数字の解読が難しいですのですが、、、
赤線部分の 3 から、、、1973年だと思います。
ビッグE~スモールeへの移行期が1973年頃なので
工場番号ですが 赤線部分
MODEL 8 と記載されております。
このようなパターンもあります。
※内タグのように 月 年 工場番号 のような
数字の配列に法則がありません。
順番が前後しますが、、、ボタン裏 8 でした!
8番工場は、、、
テネシー州 ノックスビル らしいです。
18→K→8→532 という年代変化をするみたいです。
ちなみに、過去ブログで
517 ビッグE 最初期 スレキプリント無し を紹介しておりました。
今回のブログと比較してみると面白いです。
517も細かい違いあって、掘り下げるのも楽しいですね。
では!
SDGsの目標12 作る責任 使う責任
デニム(綿100%)は直し続けると、一生使えますよ!
人生の相棒にデニム(綿100%)という選択を、、、
※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。
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