リーバイス701 片面タブ 47後期型 リベット刻印全体 コンマ―ジップピンロック ボタン裏ドーム状 隠しリベット裏15刻印

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

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今回紹介するのはこちらです。

真っ紺のビンテージジーンズです。

ウエストのサイドラインが細く、くびれております。

これはレディースにある 独特なシルエットです。

サイドステッチがかなり長いですね!

1940年代物でしょうか?

リベット刻印は全体に広めですね。

1950年代でした、、、

コンマ―のジッパーフライになっております。

このジーンズの正体は、、、701です。

501XXのレディース版!

通称 モンロージーンズ とも呼ばれています。

当時マリリンモンローが着用したことで有名でした。

ジッパーフライの止め方は 片爪のピンロック方式です。

のちに両爪のカムロック方式に変わります。

では、裏側を見ていきましょう!

リベット裏 銅製です。

磁石テストをしていませんが

鉄製の銅メッキではありません。

その理由はあとで書きます。

隠しリベットには 刻印15 がありました。

トップボタン裏 ドーム状になっています。

ドーム状は1950年頃までのディテールです。

年代的には、最後のボタン裏ドーム状だったと思います。

アウトシームの耳部分です。

平織りになっていて、ピンクと紫の二色使いです。

これは701の特徴だと思います。

生地の重さもライトな 12オンス位 になっています。

※オンスは重さの単位です、生地厚の単位ではありません。

後ろ身頃のシルエットも独特な感じです。

ウエストが絞られていて、ヒップ~ワタリはゆったりです。

そして、ドカン(土管)のようなストレート。

センターループはど真ん中です。

赤タブは 片面でした!

通称 47モデル(1947年~52年頃)と呼ばれますが、、、

リベット刻印より47後期型なので

1950年以降だと思います。

1950年~52年頃の生産でしょう。

リベット刻印が広い場合

銅製と鉄製の銅メッキ 2パターンが存在します。

・銅製は1954年頃まで(革パッチモデル)

・鉄製の銅メッキは1955年以降(ギャラ入り紙パッチ)

このような認識です。

よって、今回のリベットは銅製だと思います。

※磁石テストをすれば確実に判別出来ますが、、、

真っ紺のビンテージジーンズですが

少しだけ色落ち部分がありました。

繊細な縦落ちをしております。

味わい深いです、、、

という訳で

稀にレディースのビンテージジーンズもリペア入荷しております。

本当に色々なジーンズを見れるので、楽しいです。

ご依頼ありがとうございます。

では!

SDGsの目標12 作る責任 使う責任

デニム(綿100%)は直し続けると、一生使えますよ!

人生の相棒にデニム(綿100%)という選択を、、、

※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。

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