こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。
※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。
・インスタグラム復活しました、、、
アカウントは hands.on.denim です。
↓
https://www.instagram.com/hands.on.denim/?hl=ja
今回紹介するのはこちらです。
ビンテージデニムのオーラが出ていますね!
この荒々しい縦落ち!
見ていて、うっとりします。
色落ちを見ながら、旨い酒が飲めそうです、、、笑
この長いサイドステッチ、、、
片面タブの47モデルかな?
いや、、、
最近のデータでは両面タブの革パッチにもあったので
まだ判断出来ません、、、汗
では、確認します。
隠しリベット付きなので、501XXです。
どの年代のXXでしょう?
隠しリベットには 15の刻印がありました。
当時の15番工場という情報だと思います。
リベット裏が銅色なので、、、ギャラ入り(1962年)以前となります。
ベルトループにライトオンスデニムを採用しています。
色落ちが身頃と違っていますね。
戦前の物(1930年代)でたまに見かけるディテールなのですが、、、
そこまで古くないです。
(股リベット無しなので、戦後モデルです)
リベットのアップです。
刻印が全体に広いタイプなので、、、
1950年代でしょう!
(1940年代は刻印が中央寄りになりますから、、、)
先端の突起が小さめなので、、、銅製リベットでしょう
裏のスレキにサビも染みていませんし、、、
フライボタンです。
下地がフラットなタイプです。
これは片面タブ~両面タブの初期まで採用されています。
片面タブの可能性が高いのですが、、、まだ確定ではありません。
トップボタン裏です。
フラットでギザギザ模様になっています。
これも1950年代のディテールだと思います。
(1940年代はドーム状に膨らんでいます)
ここまで見ても、片面タブ、両面タブ、どちらの可能性もあります!
しかし1950年~53年頃というのは絞られました。
(両面タブだったら1952年~53年頃です)
後ろ身頃をチェックしていきましょう!
お尻全体もいい感じの色落ちですね、、、
縦落ちが荒々しいです、、、凄い
パッチは欠損していますが、、、
革パッチです(その他のディテール判断)
センターループは ど真ん中です。
(年代的にループずれはあり得ません)
片面タブでした!
1947モデルの後期型です。
(1950モデルと呼んだ方が良いのかも?)
その他ディテールが全く同じで 両面タブも存在します。
しかし、ここで片面タブが付くのがとても重要ポイントです。
だって、片面タブは古着ビンテージ愛好家の憧れだからです。
501XXに憧れて、頑張って買った後に
最終目標となるのが、この片面タブ 501XX だと思います。
キング オブ ビンテージジーンズ!
こんなにコンディションの良い物は いくらするのでしょう?
私はこんなに凄いのは買えません、、、涙
ボロボロの安いのを探さないと、、、汗笑
では!
・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。
↓
https://hands-on-jeans.com/nagare.html
・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。
↓
https://handsonjeans.thebase.in/
(BASE検索 hands-on-jeans)