こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。
※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。
今回紹介するのはこちらです。
綺麗な色落ちをした古着です。
何だかやけに足が びよーん と長いですね。
アメリカンサイズ?
この適度に馴染んだヒゲ落ち+パッカリング
個人的に好きです。
洗濯をきちんと行っているなあという印象です。
さて、年代チェック行きます!
XXではありません、、、
ビッグE以降です。
トップボタン裏が 524
という訳で、、、赤耳以降です。
(一気に飛んでスミマセン、、、汗)
ちなみに524は旧6です。
テキサス州のエルパソ工場というのもわかっています。
この ながーい レングスのスソです。
オリジナルのチェーンステッチです。
このうねり&アウトシームのズレは
ユニオンスペシャル43200Gで縫っていますね。
後ろ身頃のチェックです。
ポケット裏チェーンステッチです。
赤タブがサークルRでした。
この頃になると、サークルRも増えます。
プリントのサークルRでしょうか?
(リーバイス文字の場合もプリントが増えます)
紙パッチが何とか残っています。
L38 と書いてあります。
38インチは96センチです。
凄いですね。
日本規格ではありえない長さです。
※このジーンズは当店でスソ上げアタリ出し加工を行いました。
内タグをチェックします。
年代チェックの前に、、、1501 に注目です。
この年代でレングスが長い場合の 特別品番1501 です。
(紙パッチでは読み取り出来なかった為、ここで紹介します)
次に 7 3 524 M
月 年 工場番号 Mはマニュファクチャの頭文字?
1983年7月 524工場 製造 という事になります。
赤耳の中期型ですね。
製造年数がわかるのでありがたい表記です。
最終赤耳が1986年と言われていますが
その頃のモデルを見てみたいです。
恐らく、ディテール変更があると思います。
ビンテージジーンズとレギュラージーンズの区分けは耳有り、耳無しだと思います。
色落ちで見ると、66前期から66後期(1977年頃)が変換点ですね。
66後期と赤耳は色落ちに差がほとんどありません。
しかし、、、個人的には
赤耳まではビンテージジーンズだと思います。
(赤耳に対する想いが強いので)
なので、赤耳最終モデルが気になる所です。
そんな依頼品が来ないかな?
なんて思っております。
では!
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