第156回(動画有)リーバイス501 赤耳 1981年10月製造(1988年10月ではなかった、、、) デッドストック ボタン裏555 バレンシア工場

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

動画解説もあります、良かったらご覧ください。

今回紹介するのは、こちらになります。

新品未使用 デッドストック品です。

こちらはリペア依頼のお客様から、、、

「年代がよくわからないから 鑑定してください!」

と預かったお品になります。

※リペア依頼のお客様 限定サービスですが、、、

ジーンズの鑑定を行っております。

(プロの鑑定士ではないので、参考程度にお願い致します)

最初に書いておきますが、正直言って

今回の品は断言出来ません、、、汗

よって、鑑定までのプロセスを紹介したいと思います。

隠しリベット無し

ウエスト上下チェーンステッチ

XXではありません、、、

トップボタン裏 555

サンフランシスコ(San Francisco)バレンシア工場 らしいです

1950年代→11

1960年代→F(Sはシデーリア工場)

1970年代→1

1980年~90年代→555

という変化をするそうです。

情報元は柴剣談話室さんのHPからです、、、

ボタン裏が3桁になったのが、、、

1981年頃だと思います。

この件は、過去ブログで紹介しております。

こちらをクリック

この例では ボタン裏6→524(エルパソ工場)でした。

今回のバレンシア工場ではありません。

お尻付近をチェックします。

バックポケットの位置が低いです。

バレンシア工場製で80年代だと バックポケット位置が高いのが有名です。

まるで、70年代の66モデルのイメージです。

バックポケット裏がチェーンステッチです。

ポケット淵のカンヌキ留めは裏側からです。

(80年代の501は表からのカンヌキ留めが多い)

この仕様は 70年代の66後期 のようです、、、

赤タブです。

プリント文字です。

これは、、、80年代の赤耳仕様だと思います。

70年代は刺繡の文字でした、、、

うーん、何だか ごちゃ混ぜになっていますよね、、、汗

パッチもバッチリ残っております。

501の上に CARE~

Made in  U S A  とあります。

まあ、ここはセオリー通りです。

裏側をチェックしましょう!

赤耳です!

赤耳の最終モデルは1986年だと聞きます。

赤耳生地の生産は85年頃までだったが

生地在庫があったので、ジーンズ製造は86年までだったらしいです、、、

アウトシーム部分の縫製です。

紺色のチェーンステッチ仕様です。

これも70年代だったら、絶対にオレンジ糸だと思います。

インシームの内股です。

通称 内股シングル という仕様です。

表にオレンジのシングルステッチ(コバ縫い)が見えます。

しかし、地縫いは紺色のチェーンステッチになっています。

内タグです、ここで答え合わせが出来ますよ!

Shrinks about(縮率) 10%

という事は、、、赤耳モデル

66後期だったら、8%です。

1979年製 縮率8% 最終型66後期 を過去ブログで紹介しております。

こちらをクリック

重要なのは、、、裏側です。

10 8 555M

月 年 工場

さて、、、

ここで問題なのが、、、8

1978年、1988年 どちらだと思います?

1978年だとすれば、つじつまが合わないのが、、、

・赤タブ文字が刺繡でなくてプリント

・ボタン裏が1桁ではなくて3桁

・縮率が8%ではなくて10%

・サイドステッチがオレンジ糸ではなくて紺糸

1988年だとすれば、つじつまが合わないのが、、、

・赤耳は1986年までなのに、1988年?

・バックポケットが高い位置ではなくて低い位置

・バックポケットのカンヌキ補強が表縫いではなくて裏縫い

・内股がWステッチ(巻き縫い)ではなくて、裏ロックのシングル縫い

という事になります。

どちらだとしても、セオリーに反する作りですよね、、、汗

でも、どちらか決めないといけない!

と言われると、、、

1988年製だと思います。

私の中で、決め手になったのは タグの表記です。

縮率10% 555M この2点です。

赤耳の生地は何かしら理由で、余っていたのでしょう。

リーバイスの製造ラインは 余っていた素材を 再利用することがあります。

そうゆう理由です。

みなさんがこのジーンズの年代をどう判断するか、わかりません、、、

この裏ブログでは1988年製という事にさせてください。

リペア依頼のお客様からの質問は

このジーンズは 1978年製か1988年製 どちらでしょうか?

という内容でした。

いやー、今回の問い合わせは 答えが難しいですね。

では!

<2025年10月、追加事項>

ユーチューブにアップしたところ

コメントにて有益な情報を頂きました!


@pinkmoon7559

いつもありがとうございます。情報提供させて頂きます。

555番工場の内タグ仕様ですと、
裏面の上段の表記にC等のアルファベットが入らないのは81年以前の仕様。
555番工場の年表記は2桁
これを踏まえると81年の1が印字されないエラーがあったと考えられますね。
82年、83年の同工場の内タグ等をと見比べますと、
この個体の8の右にもう1つ数字が入るスペースがある事に気付くかと思います。
実は81年10月は全てと言っていい程1が抜けてるんです😅
80年の可能性も考えましたが、80 555Mは見た事がなく、消去法で😅👌
これでポケットの位置やプリントタブの説明も付きますね。
旧6, 16, 2番工場以外で501を再び製造し始めた頃で、不手際があったものと想像できます。
何と内タグのミスプリントだったという事なのです!
答えは81年10月製造でした。
情報提供ありがとうございます。

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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