こんにちは ジーンズリペア＆クラフト hands-onです。
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今回紹介するのはこちらです。
色残りが多く、いい感じの色落ちですね。
小股部分に注目します。
カンヌキ留めが上にズレております！
通称 ズレカンです。
このディテールはXX後、ビッグE前期型に多いディテールです。
※カンヌキ留め無しだったら、XXになります。
小股部分のステッチがイエロー綿糸ですね。
（ここは個体差がありますが、、、）
XXの年代に近いのは確かです。
では、内部を見ていきましょう。
隠しリベットがありません。
ビッグEの可能性が高いです。
トップボタン横はVステッチになっているので
ビッグEだと、前期型になります。
トップボタン裏はボツボツしております。
印字はありません。
フライボタン裏は L でした。
Lってどこの工場でしょうか？
柴剣談話室のブログをチェックしてみましょう！
ミシシッピ州 ボールドウィンの工場 らしいですよ。
リーバイスが外注していた Lucky Star社 だと言われています。
参考までに、、、
後ろ身頃を見ていきましょう。
アーキュエイトステッチが消えかけておりますが、、、
この 深いカーブは独特ですね。
もちろん ビッグE です。
Vの幅は 左右不均等 になっております。
そして、、、パッチが残っております！
左下の印字が読めますか？
501の上に小さく501って書いてありませんか？
この角度から、、、
私は実物を見ているので、断言出来ます。
501の上に小さく501の文字がありました。
通称Wネーム 501-501 です。
1966年の品番変更時
501XX→501になる、移行期です。
よって、1966年モデルだと断言できます。
パッチが残っていなかったら、ビッグEの前期型になってしまいます。
パッチの表記が全てなのです。
激レアのジーンズをリペア依頼してくださり
ありがとうございました！
※こちらのジーンズもリペア完了したので、お客様に返却しております。
では！
SDGsの目標12 作る責任 使う責任
デニム(綿100％）は直し続けると、一生使えますよ！
人生の相棒にデニム（綿100％）という選択を、、、
※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。
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