ジーンズリペア&リメイク hands-onの裏ブログへようこそ。
※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。
今回紹介するのはこちらです。
リーバイス501です。
アウトシームにくっきりとアタリが出ています。
耳(セルビッチ)が付いています。
赤耳と呼ばれる部分ですが、赤は消えて無くなっています。
古着だと、そうなっているのが多いですね。
パッチがありません。
他のディテールで年代チェックしましょう。
赤タブがスモールe で 後ろポケット裏がチェーンステッチ
これで 66後期モデル 赤耳モデル どちらかに絞られました。
※1977年~86年までの製造というのも絞られました。
内タグをチェックします。
(66モデルからスレキや内タグに情報が入るようになりますので)
赤線10%に注目です。
縮率が約10%という事です。
これで赤耳モデルが確定します。
※ここが8%だったら66後期モデルです。
次に裏をチェックします。
3 1 6 に注目します(読みにくいので赤で書きました)
月 年 工場 の情報です。
これで 1981年3月 6番工場製 というのがわかります。
( ディテール判断で 1が 71年、91年の可能性はありません)
トップボタン裏も 6 になっているので
内タグ情報と一致しています。
さて、今回このネタを書いたのには理由があります。
有名な6番工場は テキサス州のエルパソ工場というのがわかっています。
これがのちに 524番 に変わります。
(会社の管理体制が変更されたのでしょう)
1980~1986(赤耳)カテゴリーに前回投稿したブログを見ると
↓
同じ501赤耳モデルが 1981年10月 524工場製なのです。
そして、1981年3月では6番工場製だったという事実があります。
という訳で、工場番号が切り替わったはその間でしょう。
(1981年3月~10月の間)
新たな発見が出来たので、嬉しいです!
6から524への移行期も探すとあると思います。
(内タグとボタン裏が一致していない物)
それが何月なのか知りたいですね。
では!
・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。
↓
https://hands-on-jeans.com/nagare.html
・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。
↓
https://handsonjeans.thebase.in/
(BASE検索 hands-on-jeans)