第85回(動画有) リーバイス501XX 紙パッチギャラ無し 中期型 ボタン裏J(サンノゼ工場) 赤タブ均等V

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

動画解説もしております、良かったらご覧ください!

今回紹介するのはこちらです。

極上のミントコンディション!

まっ紺のデニムです。

ボタンフライで隠しリベット付きなので 501XXです。

リベット裏がアルミ素材です。

これでギャラ無しのXXだと言われています。

隠しリベットに刻印はありません。

これよりも古い年代になると、刻印があるようです。

もちろんVステッチ入りです。

個人的にこの鋭角Vステッチが好きです。

ボタン裏は J の刻印でした。

J工場ですが

カリフォルニア州 サンノゼ(San jose)工場という事らしいです、、、

1950年代→12

1960年代→J

1970年代→2

1980年~90年代→558

という変化になっているそうです。

情報元は柴剣談話室さんのHPからです、、、

スソです、、、これはオリジナルのチェーンステッチだと思います。

(スソ上げされていない長さ)

アウトシームが捻じれていますね。

縫製も雑です、、、ビンテージらしい感じ。

後ろ身頃をチェックしていきましょう!

パッチが残っていますよ。

501XX 紙パッチギャラ無し モデルでした。

紙パッチがクッキー状に割れて、扱いが怖かったです、、、汗

Made in USA の表記があります。

紙パッチギャラ無しですが、この表記で年代が違います。

前期 表記なし

中期 Made in USA 表記

後期 100%COTTON Made in USA WPL423 表記

このような変化をしています。

なので、このギャラ無しは中期型だと思います。

赤タブです、、、もちろんビッグE

Vの幅は左右均等です、、、通称 均等V

これは前回ブログ

501XXギャラ無し(ボタン裏W)との比較で書きました。

こちらは不均等Vでしたよ。

こちらをクリック

センターループはど真ん中です。

ギャラ無しになるとループ幅が細くなってフラットになります。

労働着からファッション着への変換期というのを感じます。

アーキュエイトステッチです。

角度が深くてXXらしい部分です。

画像では分かりにくいですが、イエロー綿糸を使っていて目立ちます。

ここも非常にいい感じな部分ですね。

極上のミントコンディション501XXの紹介でした。

では!

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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