こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。
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今回紹介するのはこちらです。
極上のミントコンディション!
まっ紺のデニムです。
ボタンフライで隠しリベット付きなので 501XXです。
リベット裏がアルミ素材です。
これでギャラ無しのXXだと言われています。
隠しリベットに刻印はありません。
これよりも古い年代になると、刻印があるようです。
もちろんVステッチ入りです。
個人的にこの鋭角Vステッチが好きです。
ボタン裏は J の刻印でした。
J工場ですが
カリフォルニア州 サンノゼ(San jose)工場という事らしいです、、、
1950年代→12
1960年代→J
1970年代→2
1980年~90年代→558
という変化になっているそうです。
情報元は柴剣談話室さんのHPからです、、、
スソです、、、これはオリジナルのチェーンステッチだと思います。
(スソ上げされていない長さ)
アウトシームが捻じれていますね。
縫製も雑です、、、ビンテージらしい感じ。
後ろ身頃をチェックしていきましょう!
パッチが残っていますよ。
501XX 紙パッチギャラ無し モデルでした。
紙パッチがクッキー状に割れて、扱いが怖かったです、、、汗
Made in USA の表記があります。
紙パッチギャラ無しですが、この表記で年代が違います。
前期 表記なし
中期 Made in USA 表記
後期 100%COTTON Made in USA WPL423 表記
このような変化をしています。
なので、このギャラ無しは中期型だと思います。
赤タブです、、、もちろんビッグE
Vの幅は左右均等です、、、通称 均等V
これは前回ブログ
501XXギャラ無し(ボタン裏W)との比較で書きました。
こちらは不均等Vでしたよ。
↓
センターループはど真ん中です。
ギャラ無しになるとループ幅が細くなってフラットになります。
労働着からファッション着への変換期というのを感じます。
アーキュエイトステッチです。
角度が深くてXXらしい部分です。
画像では分かりにくいですが、イエロー綿糸を使っていて目立ちます。
ここも非常にいい感じな部分ですね。
極上のミントコンディション501XXの紹介でした。
では!
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