第81回(動画有) リーバイス501XX 紙パッチギャラ無し 隠しリベット裏とトップボタン裏 E刻印 ウエストサイドステッチ二本?

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

動画解説もしております、良かったらご覧ください!

今回紹介するのはこちらです。

ボタンフライ、リーバイス501です。

隠しリベット付きなので、501XXです。

Eの刻印があります。

有名なテキサス州 エルパソ工場です。

1950年代→16 ※1970年代の16とは違います。

1960年代→E

1970年代→6

1980年代~90年代→524

という変化をするそうです。

柴剣談話室さんからの情報です。

リベット裏がアルミ製です。

この時点で、XX紙パッチギャラ無しだと思います。

稀にアルミ製リベット裏でもギャラ入りがあると聞きますが

その可能性は低いです。

トップボタン裏です。

刻印が読みにくいのですが、、、Eです。

隠しリベット裏と一致します!

工場管理の刻印が

隠しリベット裏のみ

隠しリベット裏+トップボタン裏(移行期)

トップボタン裏のみ

このような流れになっているのがわかります。

ウエストのサイドステッチに注目します。

あれ???

二本縫ってあります、、、汗

なぜ?

失敗したから?

反対側もチェックします。

やはりこちらも二本縫ってあります。

原因がわかりました!

これは、向こう布を仮止めする時のステッチワークです。

本来であれば、表に見えないように

縫込みをしますが、、、

これは縫った方のミス?だと思います。

もうちょっと深く縫い込んで、表に見えないように

しないといけませんね!

自分でビンテージジーンズのレプリカを

作るようになって、気が付くようになりました。

リベット裏がアルミの場合、チェックするのはここです。

センターループがど真ん中です。

これで紙パッチギャラ無しは確定だと思います。

紙パッチギャラ無しの初期型では

ベルトループが左側にずれた、オフセットループがあります。

この場合は リベット裏がアルミでも ギャラ入りの可能性があります。

(ギャラ入り→ギャラ無しの移行期)

今回、裏ブログで紹介したかったのは

サイドステッチが二本縫ってあるレアな個体だったからです、、、笑

今回、リライト(上書き)をしておりまして

その謎が解明されたので、スッキリしました。

では!

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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