こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。
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今回紹介するのはこちらです。
ボタンフライ、リーバイス501です。
隠しリベット付きなので、501XXです。
Eの刻印があります。
有名なテキサス州 エルパソ工場です。
1950年代→16 ※1970年代の16とは違います。
1960年代→E
1970年代→6
1980年代~90年代→524
という変化をするそうです。
柴剣談話室さんからの情報です。
リベット裏がアルミ製です。
この時点で、XX紙パッチギャラ無しだと思います。
稀にアルミ製リベット裏でもギャラ入りがあると聞きますが
その可能性は低いです。
トップボタン裏です。
刻印が読みにくいのですが、、、Eです。
隠しリベット裏と一致します!
工場管理の刻印が
隠しリベット裏のみ
↓
隠しリベット裏+トップボタン裏(移行期)
↓
トップボタン裏のみ
このような流れになっているのがわかります。
ウエストのサイドステッチに注目します。
あれ???
二本縫ってあります、、、汗
なぜ?
失敗したから?
反対側もチェックします。
やはりこちらも二本縫ってあります。
↓
原因がわかりました!
これは、向こう布を仮止めする時のステッチワークです。
本来であれば、表に見えないように
縫込みをしますが、、、
これは縫った方のミス?だと思います。
もうちょっと深く縫い込んで、表に見えないように
しないといけませんね!
↓
自分でビンテージジーンズのレプリカを
作るようになって、気が付くようになりました。
リベット裏がアルミの場合、チェックするのはここです。
センターループがど真ん中です。
これで紙パッチギャラ無しは確定だと思います。
紙パッチギャラ無しの初期型では
ベルトループが左側にずれた、オフセットループがあります。
この場合は リベット裏がアルミでも ギャラ入りの可能性があります。
(ギャラ入り→ギャラ無しの移行期)
今回、裏ブログで紹介したかったのは
サイドステッチが二本縫ってあるレアな個体だったからです、、、笑
今回、リライト(上書き)をしておりまして
その謎が解明されたので、スッキリしました。
では!
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