ジーンズリペア&リメイク hands-onの裏ブログへようこそ。
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今回紹介するのはこちらです。
テーパード感のあるストレートなジーンズです。
フロントがジッパーフライ、銅ボタン、隠しリベット無しです
よって リーバイス505 です。
タロン42ジッパー
ビンテージ物は裏側にUSAの刻印があります。
そして、綿素材のテープはこのように退色します。
(味がありますね、、、でもポリエステル素材より弱いです)
505などに採用された、防縮デニムに使われるのはこの銅ボタン
銅ボタンは錆びません。
(ファッション着を意識していると思います)
ボタン裏の刻印は 5 (5番工場)
アウトシームにしっかりとアタリが付いていたので
裏側をチェックしてみると、、、セルビッチ(耳)付きでした。
ビンテージの505は耳有りと耳無し(脇割りロック)、片耳もあります。
裏からもどうぞ
(このリペアは当店でやったものです)
ビンテージ好きとしては、耳がある方が嬉しいですね(笑)
しかし、耳有りも耳無しも同じ生地なので
色落ちに差はありませんので、、、
偶然耳が入っただけです。
物作り目線だと、アウトシームに耳を使わなくても良い方が
沢山のパーツが取れますので。
生地の裁断ロスが少なくて、メリットがあります。
後ろ身頃もチェックしましょう。
(綺麗な縦落ちをしている生地ですね)
505らしい、大きなバックポケットです。
ポケットの存在感があります。
(501に比べると)
バックポケット裏はシングルステッチ
赤タブは スモールe でした。
(表は擦れて読みにくかったので、、、裏です)
という訳 66前期モデル 確定です。
66モデルには内側に情報があります。
これは内タグが付いていました。
赤線部分
Shrinkage approx. 3% かな?、、、多分
洗うと約3%縮みます の意味です。
505に採用された防縮デニムでも3%縮むんですね。
防縮とはまったく縮まないではありません、、、縮みにくいという意味です。
(501は8%や10%の縮率の記載ですから、、、)
マニアにとって重要なのは裏側の数字です(笑)
読みにくいので、下に赤で書きました。
11 73 5M です。
月 年 工場番号 です。
よって 1973年 11月 5番工場 製造となります。
Mは Manufacture(製造)の頭文字?
1973年はスモールe の初期だと思います。
(今のところ、1972年製のスモールe を見たことがありません)
ついでに言うと、
内タグの採用前は、ここにプリント(情報)が入っています。
これは何も書いていませんね。
今回の内タグ付きで1973年製というのも珍しいと思います。
(11月なので、73年の最終ですが、、、汗)
66モデルだったら、ここもチェックすると良いかと思います。
では!
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