リーバイス519XX(506XXの裏ブランケット付き)1951~52年製 戦後モデル

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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今回紹介するのはこちらです。

片ポケットのGジャンです。

通称 1stモデル(506XX)と呼ばれます。

裏ブランケットが付いています。

ブランケット付きになると品番が変わります。

519XXです。

ちなみに、2ndモデルは507XXに対して517XX(裏付き)となります。

なので、516XXと勘違いしやすいです、、、汗

この適当な品番の付け方もアメリカっぽいですね(笑)

519XXがデビューしたのが1951年だと言われています。

2ndモデルに切り替わるのが1952年頃なので

製造期間が非常に短いレアな一品となります。

(1stの最終モデルが519XXかもしれません)

もっと早く裏付きのGジャンが登場しても良いような気がしますが

リーバイスは意外に遅かったみたいですね。

Leeのストームライダー(101LJ)は1930年代から存在していましたので、、、

Gジャンで最初にチェックするのは

フラップ裏でしょうか?

ライトオンス生地を使っています。

リベット刻印中央寄り

???

1951年という時系列から考えると、、、

刻印の中央寄りは古いディテールです。

赤タブはもちろん、片面刺繍です。

色が退色していますね。

退色するので有名なのは大戦モデルです。

このディテールも古いと思います。

ボタン裏はドーム状になっています。

501XXだったら1940年代を象徴するディテールの数々、、、

製造工場に古いパーツが残っていたのか?

もしくは、デビューのかなり前から作られていて

市場に出たのが、遅かった。

という勝手な想像をしてしまいます。

裏付きのGジャンは独特な色落ちをしています。

何だかぼやけている感じです。

しかし、、、

ソデのヒゲだけはこんな感じで

太くて迫力がありますね!

裏付きの場合は、ソデ周りは自然にタイトになってきます。

そのアタリが見事に浮き出ています。

面白い現象ですね。

最後にシンチバックの金具をチェックします。

針無しタイプになっていました。

???

今までの流れだと1940年代のパーツ使いだったので

ここは針付きかと思いきや、、、

針無し!

ここは1950年代っぽい感じです。

色んなディテールがミックスされて、ちょっと混乱しています、、、汗

これが519XXの標準仕様なのか?

めったに入荷しない、レアアイテムなので

何とも言えません。

裏ブログでは初登場の519XXを紹介してみました。

(次回の入荷があったら、比較してみたいです)

では!

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