こんにちは ジーンズリペア＆クラフト hands-onです。
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今回紹介するのはこちらです。
真っ紺に近い、状態の良い古着デニムです。
スソ上げがされていない、オリジナルレングスだと思います。
イエロー綿糸を使っております。
小股の切り返しに カンヌキ留めがない ので、、、
ボタンフライのXX確定です。
フライボタンが3つなので、、、
ボーイズサイズの可能性があります。
そうなると501XXではなくて、503BXXに品番が変わります。
W30インチ以上 501XX
W29インチ以下 503BXX となっております。
※シルエットは同じです、サイズによって品番変更します。
隠しリベットがありますので、XXは確定です（確認の為）
Vステッチが かなり縦長です、、、汗
これもビンテージ特有の個体差です。
※イエロー綿糸とオレンジ綿糸が混在しております。
フライボタン R刻印が足長Rになっております。
よって、紙パッチのXXだと思います。
※革パッチだと 通常R（足は長くありません）です。
トップボタン裏 L でした。
L工場ですが、、、ミシシッピ州
Lucky Star 社 リーバイスの外注工場だったそうです。
その後、16番に変わります。
リベット裏はアルミ製です。
というわけで、XX紙パッチ ギャラ無しモデル
1962年以降になります。
状態が良いので、パッチが残っております！
紙パッチ ギャラ無し 503BXXでした！
W29インチです。
※こちらはリペア依頼品ですが
紙パッチが割れて外れる寸前です、、、汗
注意して作業しますが、万が一 外れた（欠片が落ちる）場合は
責任が取れませんので、ご理解の程宜しくお願い致します。
※このような状態だと
着用中に必ず外れます（欠片が落ちます）
事前に外して、保管される事をお勧め致します。
今回の場合、503BXXを確定出来るのは、パッチ表記のみです。
W30インチ＝501XXですが、全く同じディテールです。
フライボタンの数も同じです。
センターループが左にズレております。
これはギャラ入り期のディテールになるので
ギャラ入り→ギャラ無しへの移行期だと思います。
よって、1962年頃だと思います。
バックポケットのアーキュエイトが深いです。
そして、ここもイエロー綿糸になっています。
個体差がある部分ですが、ギャラ入り期は
このような物が多いと思います。
503BXXのパッチ表記有りはレア物ですよね。
記念になるので、ブログに残しておきます。
あと、こちらですがユーチューブでもアップしました。
良かったら、動画でもご確認ください。
では！
SDGsの目標12 作る責任 使う責任
デニム(綿100％）は直し続けると、一生使えますよ！
人生の相棒にデニム（綿100％）という選択を、、、
※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。
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