第94回(動画有)リーバイス501XX 片面47モデル 1950年頃?リベット刻印広い 隠しリベットに16刻印(リベット刻印の最初期)

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

動画解説もしております、良かったらご覧ください。

今回紹介するのはこちらです。

凄くムラのある縦落ちです。

これは間違いなく、ビンテージデニムです。

この角度からもどうぞ。

アートのような縦落ちにうっとりします。

前股(小股)にカンヌキ留めが無いので 501XXです。

非常に長いサイドステッチになっています。

片面タブの47モデル? かもしれません。

リベット刻印は全体に広いタイプです。

まだ 片面47モデルは断言出来ません。

(両面タブの可能性もあります)

内側を見ていきましょう!

リベット裏は銅色です。

サビが出ていないので、、、銅製?

そうなるとギャラ入り以前だと思います。

(正確にチェックするには磁石が必要です)

隠しリベットです。

16の刻印があります。

※工場番号の刻印が入る 最初期の物だと思います。

隠しリベットの16番工場ですが、、、

有名なテキサス州 エルパソ工場です。

1950年代→16 ※1970年代の16とは違います。

1960年代→E

1970年代→6

1980年代~90年代→524

という変化をするそうです。

柴剣談話室さんからの情報です。

フライ(小)ボタンをチェックします。

下地がフラットなタイプです。

これは片面タブの可能性が非常に高まりました!

両面タブだとしても、片面タブからの移行期(1952年頃)になります。

ちなみに支柱が銅色です。

やはり古いディテールです。

ボタン裏をチェックします。

ドーム状に膨らんでいます。

これは1940年代のディテールだと思います。

1950年頃からフラットタイプに変更だと思います。

(はっきりわかっていませんが、、、多分)

リベット刻印が全体に広いタイプでしたが

刻印が中央寄りの頃からの移行期でしょうか?

前期型と後期型の間です。

中期型?

後ろ身頃をチェックします。

センターループはど真ん中です(センターセット)

革パッチの欠片がありました。

ちょっと残っているだけでも嬉しいディテールです。

確認ですが、、、もちろん片面タブです。

という訳で501XXの片面47モデル 1950年頃?の製造だと思います。

このボタン裏(初期は隠しリベット裏)の工場表記が始まったのは

この片面47モデルの途中からです。

前回ブログの片面モデル前期型にはその刻印はありません。

よって、今回のジーンズが工場刻印が入る

最初期だと思います。

501XX 47モデル 中期 1950年頃から

伝統的な工場番号の管理がスタートしたみたいです、、、

これは 新たな発見だと思います。

では!

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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