第34回(動画有)リーバイス501 ビッグE(Vステッチ前期型)前股ズレカン 16ボタン バックポケット内部を公開 

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

動画解説もご覧ください。

今回紹介するのはこちらです。

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フロントボタン横がVステッチ仕様

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バックポケットに隠しリベットはありません。

ビッグEか XXの最終モデルになります。

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パッチが付いていないので

XXかビッグEかの判断は出来ません。

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フロントの小股部分に注目です。

カンヌキが上にずれた位置に打ってあります。

これを通称 ズレカン と呼んでいます。

カンヌキ留めがあるので、ビッグEです。

Wネームの可能性もありますが、

ビッグE前期型(Vステッチ留め)は確定します。

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赤タブはもちろんビッグEなのですが

注目すべきは V の幅が左右不均等になっている事です。

1966年以降にこのように左右不均等になると言われています。

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バックポケットのアーキュエイトステッチにも注目です。

定規との比較でわかりやすくしています。

ミシン目のピッチが非常に細かくなっています。

1センチで5針位ありますね。

相当細かいです。

不思議です。

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トップボタン裏をチェックします。

16刻印でした。

16番工場ですが、これはリーバイスの外注会社という事が解明しました。

ミシシッピ州 ボールドウィン Lucky Star社 の事らしいです、、、

1960年代→L

1970年代→16

1980年~90年代→653

※柴剣談話室さんの情報です

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コインポケットに斜めのシワが入っています。

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ここに耳を使っていないので

このような斜めのシワが入ります。

下生地は横向きに対して、コインポケットは縦向きに生地を使っているからです。

縦と横の縮率差によって、このような現象が起きます。

(縦が横よりも縮率が大きいのです)

16ボタンはコインポケットに耳付きが多いと聞きますが

これは例外ですね。

こうゆうイレギュラーがあるのが501の魅力かもしれません、、、

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リペア途中の画像を撮影しました。

バックポケットの解体をしています。

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これはかなりマニアックなネタです。

こんな事を気にするのは私だけかもしれません。

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バックポケットの付け根に生地の縫い代が折り畳まれています。

こうなっている理由ですが

ここに隠しリベットを打つための生地端なんですね。

しかし、これには隠しリベットはありません。

(隠しリベット廃止後、間もない時期である事がわかります)

こうゆう部分にも隠しリベットを使っていた事の名残りがあるんですね。

この年代の501のバックポケットを解体する人しか知らない事実です。

このジーンズにはパッチが無いので

モデル名は何とも言えません。

Wネーム期(1966年)に近いという事はディティールから判断出来ます。

ビッグE Vステッチ前期型 16ボタン工場 しか断言出来ません。

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最後に色落ちをチェックしましょう。

ランダムな縦筋が出ていますね。

(一直線に縦筋が入っているのがわかりますか?)

まるでXXのような色落ちをしています。

16ボタン工場では、古い生地を使っていたと言われます。

(生地在庫の回転率が悪かったと予測します)

よって、このような古い年代の色落ちになるようです。

これも16ボタンの人気の理由です。

16ボタンだけを集めているマニアもいるみたいですね。

では!

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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