こんにちは ジーンズリペア＆クラフト hands-onです。
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今回紹介するのは
この長いサイドステッチが特徴です。
ボタンフライで隠しリベット付きなので 501XXが確定。
リベット裏が銅色なので、ギャラ入りも確定。
ボタン裏が膨らんだドーム型、、、
1940年代？
片面タブの47モデル？
ボタンの支柱は銅になっています。
左右太ももの色落ち、、、圧巻です。
凄いムラ感あります。
言葉での表現が難しい、、、感じてください。
後ろ身頃です。
革パッチが残っています！
このクシュっと感がいい感じです。
ど真ん中にセンターループがあります。
幅も太いタイプです。
これは片面タブの47モデル確定ですね。
（赤タブを見なくても、そう言い切れるディテールの数々、、、）
確認作業ですが、、、片面タブです。
501XX 1947モデル！
キング オブ ビンテージジーンズ です。
47モデルでチェックするのは
小股の裏側です。
折り込みになっていました。
1946年モデルではありません、、、
※1946モデルとは 大戦モデル～1947年モデル への移行期です。
実は今回面白いディテールを発見しました。
両方とも刻印が中央寄りのリベットです。
1940年代にあるやつです、、、
しかし、ポイントはそこじゃない。
上が鉄製の銅メッキで
下が銅製なのです。
刻印が中央寄りリベットの混在パターンは初めて見ました！
裏を見るともっとわかりやすいかも？
スレキにサビが染み出ているのは鉄製の銅メッキ。
よって 左は鉄製の銅メッキ 右は銅製
左は銅製 右は鉄製の銅メッキ
左前ポケット裏もチェックします。
鉄製の銅メッキ
鉄製の銅メッキ
6個中、4個が鉄製の銅メッキ 2個が銅製 という結果です。
（コインポケットの2個が銅製です）
戦後の47モデルは銅製になっていると思っていました。
でも、鉄製の銅メッキも使っていたのですね。
もしかして、大戦モデルの余り物？
ちなみに、1954年頃
革パッチ後期（両面タブ）
刻印が全体に広いリベットが
鉄製銅メッキになるのは違います。
確認で磁石テストもしました。
もちろんピタッと付きました。
隠しリベットもついでに磁石テストです。
ピタッと付きました。
隠しリベットって基本的に鉄製の銅メッキでは？
（年代に関係なく）
古着だとお尻で擦れて、メッキが剥がれている物が多いです。
リーバイスのビンテージリベットも色々見てきたので
年代による材質の変化が随分わかってきました。
そのうちまとめてみたいと思います。
では！
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