こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。
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今回紹介するのはこちらになります。
いい感じに色落ちした ジーンズです。
ビンテージの独特なオーラが漂っております、、、
この画像で大体の年代がわかる方は、、、マニア!
小股にカンヌキ留め無しで太番手ステッチ(イエロー綿糸)
ボタンフライのXXは確定です。
サイドステッチが長いです。
47モデルの可能性があります。
イエロー綿糸なのでそこもポイントです。
アウトシームの割れ目
太番手の綿糸のアタリ感があります。
これもXXの特徴だと思います。
隠しリベットがあるので、間違いなくXXです。
フライボタン 下地がフラットです。
片面タブの場合は47モデル
両面タブの場合は52年頃の革パッチ(移行期)です。
トップボタン裏は ドーム状 ツープロング跡があります。
1940年代の可能性があります!
リベットですが、刻印が全体に広いです。
これは1950年代のディテール
という事は、、、
1950年頃?
(40年代と50年代のディテールが混ざっております)
さて、後ろ身頃をチェックしましょう。
綺麗な色落ちです。
ビンテージのオーラがありますね。
赤タブは 片面です。
※赤タブが欠損していても、ボタン裏がドーム状なので片面47です。
という訳で、、、
1947モデル後期型(リベット刻印が広い)と判断しました。
レザーパッチが綺麗に残っております!
乾燥機を使わずにここまで来たのかな?
嬉しいディテールです。
Lot とサイズが読めそうで、読めない、、、涙
実は 依頼主さまから
501XX 503BXX
どちらでしょうか?
という質問を頂いております(判別出来ません)
501XX=W30インチ以上
503BXX=W29インチ以下
だと思います。
フライボタンが
2個であれば503BXX
3個であれば、どちらもある
4個であれば、501XX
だと思います。
フライボタンは3つです。
どちらもあり得ます。
さあ、どうしよう、、、汗
ウエストを真っ直ぐにして 計測します。
37センチです。
という事は×2=74センチ
74センチなので、、、約29インチ
という事は503BXX
ではありません!↓
↓
↓
私の推測を書きました。
当時のビンテージ表記は
リジッドの寸法です。
※現在の レプリカ品、復刻品は 縮んだ状態の
(実際にお客様が穿かれるサイズ)表記になっております。
間違えないようにしてください。
なので、縮む前の寸法は+2インチ位あります。
よって、W31インチだったのでは?
という訳で、、、501XX だと判断しました。
※独断と偏見で書いております。
どうでしょうか?
では!
SDGsの目標12 作る責任 使う責任
デニム(綿100%)は直し続けると、一生使えますよ!
人生の相棒にデニム(綿100%)という選択を、、、
※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。
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