リーバイス505ビッグE Vステッチ 初期型 551ZXX? Wネーム? XXのディテールが多い。

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今回紹介するのはこちらです。

色残りが多い、状態の良い古着です。

シルエットはややテーパード感がありますね。

フロント部分はジッパーフライです。

そして、トップボタンが銅色

551ZXXもしくは505だと思います。

ジッパーは菱形のグリッパーです。

珍しい形状だと思います。

フロントのリベット裏はアルミです。

隠しリベットはありません。

トップボタン横はVステッチです。

ビッグEだと 前期型

551ZXXだと ギャラ無しの最終モデル(隠しリベット無し)

どちらの可能性もあります。

トップボタン裏は8でした。

アルファベットではありません。

アウトシーム部分に注目します。

縫い目の色落ちに注目してください。

縫い合わせ部分(割れ目)XX特有のボコボコ感があります。

その理由を説明します。

アウトシームは耳(セルビッチ)使いです。

上下、太番手のシングルステッチです。

これはXXの特徴です。

太い綿糸で縫う事で 糸の微妙な膨らみ が表に出ますよ。

(個人的に好きな部分①)

ウエスト下 裏側のチェーンステッチが太番手の綿糸になっています。

これもXXの特徴です。

(個人的に好きな部分②)

サイドステッチも太番手の綿糸を使っています。

これもXXの特徴的な部分です。

(個人的に好きな部分③)

こう見ると、ビッグEよりもXXの印象が強くなってきます、、、

おっと、、、

パッチがありません、、、涙

ビッグE XX どちらかを断定する事が出来なくなりました。

もしかしたら、移行期のWネーム(二重表記)かもしれません。

綿糸使いのアーキュエイトステッチ(糸切れしている)

ここもXXの特徴です。

Vの幅は左右均等、、、通称 均等Vです。

ここもXXの特徴になります。

という事で、、、

3つの可能性があります。

・551ZXX ギャラ無し 最終モデル(1964年~65年)

・551ZXXー505ビッグE Wネーム(1966年)

・505ビッグE 初期型(1967年)

パッチが無いので、これを古着屋で販売すると

ビッグE 初期型 という評価になります。

これはしょうがないです。

しかし、ディテールから判断すると

XXの可能性も高いです。

断定出来ないのが、また面白いのかもしれません。

(これを見て、色々な意見が出ると思います)

マニアの間で、ああだ こうだ 推論を言うのも 楽しみのひとつですね。

では!

SDGsの目標12 作る責任 使う責任

デニム(綿100%)は直し続けると、一生使えますよ!

人生の相棒にデニム(綿100%)という選択を、、、

※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。

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