こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。
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今回紹介するのはこちらです。
綺麗に全体が色落ちしたジーンズです。
爽やかな印象ですね。
ジッパーフライでした、、、
隠しリベットはありません。
502? 505?
(501ZXX、551ZXXの可能性はありません)
トップボタンがシルバーなので、、、502です。
トップボタン裏は 16 でした。
出ました!16ボタン、、、レア番号です。
ジッパーは スコービル でした。
16ボタンとジッパーがスコービル
何か関係性があるのでしょうか?
16ボタンだけを集めておられる
16ボタンマニアさまなら、知っておられるかも、、、
では、後ろ身頃を見て行きましょう!
この距離から見ると わかりますが
凄い縦落ちをしております。
この色落ちも16ボタンの特徴でしょうか?
パッチが綺麗に残っております!
外周ステッチがイエロー綿糸。
これも16ボタンの特徴なのでしょうか?
502とハッキリ印字されております。
その上に CARE~
ケア インストラクション があるので、、、
66モデルです。
スモールeでした!
これは 激レアですね。
502の最終モデル 66前期
前回 裏ブログで紹介したのは、、、2016年でした。
↓
久しぶりに出会いました!
この頃になると、ジーンズのジッパーフライは505がメインだったからです。
防縮されていない生地とジッパーフライの組み合わせ、、、
これは相性が悪いです。
(ジッパーの嚙み合わせ不良が多いはず、、、汗)
メーカーとしても、ジッパー不良のトラブルが多いので
生産量は極小にしていたはずです。
要は、廃盤寸前の502=66前期モデルという事になります。
バックポケット裏はシングルです。
独断ですが、502の最終モデルが66前期だと思います。
(66後期は見た事がありません)
66モデルなので、内側をチェックしていきましょう!
内タグがありません、、、
スレキプリントが、、、消えた?
デニム色落ちした状態なので
洗いと共に、消えたのかもしれません。
それしか考えられません。
(洗濯回数が多かった個体)
66のスレキプリントだと思う
もうひとつの部分、、、
アウトシームの縫製がシングルステッチ!
66前期(内タグ期)になると、チェーンステッチになるはずです。
しかし、これは16ボタン(例外が多い)だからなあ、、、
色々と考察出来ますが、、、
独断と偏見で 502 66前期 スレキプリント!
ビッグEからの移行期なので 1973年頃だと思います。
今回も、チェックするのが面白かったです。
では!
SDGsの目標12 作る責任 使う責任
デニム(綿100%)は直し続けると、一生使えますよ!
人生の相棒にデニム(綿100%)という選択を、、、
※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。
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