こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。
※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。
動画解説もご覧ください。
今回紹介するのはこちらです。
リーバイス501です。
隠しリベット無し
ウエストベルト上下チェーンステッチ
1970年以降?
トップボタン裏は 6です(6番工場)
有名なテキサス州 エルパソ工場です。
1950年代→16 ※1970年代の16とは違います。
1960年代→E
1970年代→6
1980年代~90年代→524
という変化をするそうです。
柴剣談話室さんからの情報です。
パッチが残っています(喜)
501の印字の上に薄っすらと
care~ の文字が、、、
これがあると66モデル以降なんですね。
バックポケット裏はシングルステッチ
赤タブが擦れて読めません、、、
(ビッグEかスモールeかわからない)
裏側は刺繍が残っていました!
スモールe です。
よって 66前期モデル 確定です。
さて、66モデルなので
内側に情報があるはずです。
チェックしましょう。
右前ポケットスレキ(袋布)にプリントが薄っすらと残っています。
前回のブログで紹介した 内タグ よりも古いタイプとなります。
このスレキプリントだったら66前期というか、
66初期と呼んでも良いと思います(個人的意見)
印字が非常に薄いのですが、、、汗
赤線部分に注目です。
何となく読めませんか?
私は 7 3 06 だと思いました。
(一応、赤線で書いてみました)
月 年 工場 の順番なので、、、
1973年7月 6工場 製造 ではありませんか?
このスレキスタンプの場合は
ビッグEの赤タブが付いている可能性が高いです。
(通称 66ビッグE というやつです)
しかし、今回はスモールe でした。
私が今まで見てきた中で
一番古い スモールe の501です。
それが1973年7月でした。
これより古いスモールe が今後出てくるかもしれませんが、、、
データが取れて嬉しかったです!
年代的に ビッグE~スモールeへの移行期
どちらも生産販売を行っていた頃です。
店頭でも混ざっていたと思います。
ちなみに
アウトシームの縫製はチェーンステッチになっていました。
赤タブが欠損している場合の判断基準として
アウトシームの縫製が
チェーンステッチだと スモールe
シングルステッチだと ビッグE
という事でしたが、、、
その通りでしたね。
では!
・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。
リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。
↓
https://hands-on-jeans.com/holt