第118回(動画有)リーバイス501 ビッグE(均等V) 平行ステッチ ボタン裏6 3種類の糸を使っている移行期

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

動画解説もしております、良かったらご覧ください。

今回紹介するのはこちらです。

色が濃い 状態の良いビンテージジーンズです。

小股部分にカンヌキ留めがあります。

XXでは無さそうですね。

しかし、イエロー綿糸を使っています。

ビッグEかな?

ベルトループのWステッチは右がイエロー綿糸 左がオレンジのスパン糸

通称 レインボーステッチですね。

糸がごちゃ混ぜなのが面白いです。

ディテールをチェックしていきましょう!

リベット裏はアルミ製です。

隠しリベットはありません。

フライボタンはRの軸が長い

通称 足長R です。

これでビッグE確定でしょう。

タブを見なくても、ここで判断出来てしまいます。

(タブが無い時の判断基準になります)

トップボタン裏は 6です(6番工場)

有名なテキサス州 エルパソ工場です。

1950年代→16 ※1970年代の16とは違います。

1960年代→E

1970年代→6

1980年代~90年代→524

という変化をするそうです。

柴剣談話室さんからの情報です。

帯縫いは上下チェーンステッチなので

帯先の処理は 平行ステッチ留めです。

ビッグEでも後期型になるディテールです。

※上下チェーンステッチはオレンジスパン糸です。

アウトシームはもちろん 赤耳 ですが、、、

スソのチェーンステッチもイエロー綿糸です。

後ろ身頃をチェックしていきましょう!

アーキュエイトステッチのカーブは浅いです。

66モデルのような印象です。

アーキュエイトステッチのピッチが非常に細かい

マイクロピッチだと思います。

使っている糸も光沢があるので、オレンジのスパン糸です。

そして、ポケットの外周ステッチはオレンジ綿糸(退色している)を使っております。

このジーンズは3種類の糸を使っております。

イエロー綿糸

オレンジ綿糸

オレンジスパン糸(ポリエステル素材)

XXらしさが無い、アーキュエイトステッチに対して、、、

赤タブが均等V(Vの幅が左右均等)なんです!

裏側もこうなっています。

何なのでしょうか?

この ごちゃ混ぜ 感は、、、汗

均等Vの赤タブと言うと、、、XXの時代です。

それがビッグEの後期型に使われています。

どこかに残っていた在庫を混ぜたのかな?

まあ、、、アメリカ製の大らかさを感じますね(笑)

ちなみに赤タブ不均等V(Vの幅が左右均等)のXXも存在します。

過去ブログで紹介しました。

こちらをクリック

こうなると、均等VだからXX 不均等VだからビッグEという
昔のセオリーは通じませんね。

切り替わりの時期が長すぎます、、、汗

沢山のビンテージデニムを見ていると

様々な例外がある事に気が付きます。

そうゆう例外を見つけるのもビンテージジーンズの楽しさですね。

では!

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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