第61回(動画有)リーバイス501ZXX 革パッチ最終モデル グリッパーカムロック(両爪)ジッパー センターループずれ 隠しリベット内部画像有り

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

動画解説もご覧ください。

今回紹介するのはこちらになります。

アウトシームがかなり捻じれてしまっているジーンズです。

もちろんセルビッチデニムです。

ジッパーフライのジーンズです。

トップボタンがシルバー色なので 501ZXX もしくは、502 です。

隠しリベット付きなので、501ZXXです。

隠しリベットに20の刻印がありますね。

トップボタン裏の刻印になる前のディテールです。

※このリペアは入荷時からです、当店のリペア跡ではありません、、、

当時の20番工場ですが、不明でした、、、汗

柴剣談話室さんのHPでも確実な情報はありませんでした、、、

再びジッパーフライの画像に戻ります。

グリッパーのカムロック(両爪)ジッパーです。

前回投稿した501ZXXはグリッパーのピンロック(片爪)でしたね。

そちらとの比較も面白いと思います。

こちらをクリック

リベットをチェックします。

リベット裏が銅色なので、ギャラ入りは確定です。

(1962年以降と言われています)

さて、ここでのポイントは素材なのです!

銅製→鉄製の銅メッキ という変化になります。

今までの経験から 1954年頃を境にして
リベット素材が変更になったのでは?
と思います。
それでは磁石テストをしてみましょう!

くっつきました!

生地が持ち上がっているのがわかりますか?

鉄製の銅メッキです。

(リベットが錆びていないので、見た目での判断が難しい)

という事は、、、

紙パッチギャラ入りの可能性が高いですね。

トップボタン裏をチェックします。

無刻印です。

その代わりに、隠しリベット裏に刻印されていると思います。

後ろ身頃をチェックします。

何と革パッチなんです!

ベルトループはオフセットになっています。

(501XXでも革パッチの後期型はオフセットになります)

これはパッチが欠損していたら、ギャラ入り紙パッチ だと判断してしまいそうな一品!

数々のディテール判断からそうなります。

という事は 革パッチの最終モデルです。
(もしくは ギャラ入り紙パッチへの移行期)

1954年~55年頃ではないでしょうか?

これが501XXだったら、フライボタンの形状で年代判別出来るのですが

501ZXXはジッパーフライなので、それが出来ません。

なので、今回の革パッチが残っている情報はとても重要だったのです。

501ZXXは1954年にデビューしたと言われています。

前回投稿した501ZXX(カットオフ)は初期型で1954年製だと判断しました。
・グリッパーのピンロック(片爪)
・センターセットループ
・リベット銅製

これがたった1年の間に、、、
同じ革パッチモデルで
・グリッパーのカムロック(両爪)
・オフセットループ
・リベット鉄製の銅メッキ
という変化になっています。
501ZXXは革パッチというだけで
初期型だと言われていますが
細かく調べていくと、結構違うんですね。

これだからビンテージジーンズは面白い!

細かい違いが多いので、毎回チェックするのが楽しみです。

では!

<2017/8/14 追加事項>------------------------------

リペアの際に後ろポケットを解いたので

その画像をお見せします。

普段見れない、隠しリベットの表側です。

皿型のリベット表でした!

これにも驚きました。

革パッチ期は 表が膨らんだ、UFO型 というのが私の今までの経験だったからです。

(紙パッチギャラ入りから皿型になったと思っていました)

しかし、これは紙パッチギャラ入りの時代に非常に近い事から

このようなディテールになっていると思います。

マニアック過ぎてスミマセン、、、汗

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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