ジーンズリペア&リメイク hands-on 裏ブログへようこそ。
※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。
今回紹介するのはこちらです。
こちらは私物ジーンズになります。
最近、買いました。
購入先は大阪府堺市のビンテージ古着屋 JUKEBOX さんです。
色々と見ていきましょう!
501です。
赤タブはスモールe
バックポケット裏がチェーンステッチ
ポケット付け根は黒カンヌキです。
66後期?
赤耳?
内タグをチェックしましょう。
赤線部分 印字がにじんで読みにくいですが
shrink approx. 8% と印字されています。
(約8%縮みますの意味)
これで66後期が確定します。
赤耳の場合は 10% になります。
そうなんです、赤耳から縮率が10%になるんですね。
生地が変更されたのでしょうね(多分)
裏側もチェックします。
赤線部分
11 9 6 の数字が並んでいます。
月 年 工場 の情報です。
よって、1979年11月製造 6工場 を意味しています。
トップボタン裏もチェックします。
内タグと一致していますね。
時期的に言うと、66の最終モデルです。
あえて、この時期のモデルを選びました。
それには理由があります。
ややテーパード感のあるストレートジーンズを穿きたくなったからです。
今まで、XXタイプの ややゆったりめ ばかりを穿いてきたので
ちょっと違うのが欲しくなりました。
細すぎず、太過ぎず,ちょうど良いシルエットだと思います。
私の中の基準なのですが、66前期は微妙に太い
赤耳は微妙に細い(赤耳以降のレギュラーも同じ)
と感じています。
最近は細目のテーパードストレートが人気なので
それよりは太めですね。
あまりに細いのはちょっと違和感あるので、、、
ベーシックなストレートが欲しかったのです。
穿いてみると、本当に私にピッタリで気に入りました。
501ビンテージの サイズ指定、モデル指定、後期型まで指定したのに
在庫から探して頂いた JUKEBOXさん には本当に感謝します。
理想的な1本が見つかりました!
色落ちを見ていきましょうか。
縦落ち感は少ないです。
そこはやはり66後期の最終型です。
(66後期でも1977年頃の前期型に近いのは縦落ち感があります)
今回はそれよりもシルエット重視で選んだのでしょうがないです。
アウトシームのアタリ感、スソのうねったパッカリングはバッチリです!
スソは間違いなく、ユニオンスペシャル43200Gで縫っているでしょう。
(スソ上げはされていない、オリジナルチェーンステッチだと思います)
レングスは31インチ表記だったので、最初から短めにされています。
こちらの66後期のスソ幅は約20センチでした。
hands-onで依頼のあるテーパード加工で一番多いのはスソ幅18センチです。
なので、今風のテーパードストレートよりちょっと太いですね。
まあ、それが僕好みなのですが、、、
いやー あまりにもこの形が気に入ってしまったので
先日、このジーンズから型抜きのパターン制作を依頼しました。
(児島のいつもお世話になっている工場さんに)
この形をコピーした新品ジーンズを作れたら嬉しいなあ。
また、その辺の物作りは新ブログで報告しようと思っています。
(パターンが上がってこないと、始まりませんが、、、)
では!
・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。
↓
https://hands-on-jeans.com/nagare.html
・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。
↓
https://handsonjeans.thebase.in/
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