第18回(動画有)リーバイス 501 66後期モデル 1979年11月製造 6工場

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

動画解説もご覧ください。

今回紹介するのはこちらです。

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こちらは私物ジーンズになります。

最近、買いました。

購入先は大阪府堺市のビンテージ古着屋 JUKEBOX さんです。

色々と見ていきましょう!

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501です。

501の上に 薄っすらと care~の記載があります。

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赤タブはスモールe

バックポケット裏がチェーンステッチ

ポケット付け根は黒カンヌキです。

66後期?

赤耳?

内タグをチェックしましょう。

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赤線部分 印字がにじんで読みにくいですが

shrink approx. 8% と印字されています。

(約8%縮みますの意味)

これで66後期が確定します。

赤耳の場合は 10% になります。

そうなんです、赤耳から縮率が10%になるんですね。

生地が変更されたのでしょうね(多分)

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裏側もチェックします。

赤線部分

11 9 6 の数字が並んでいます。

月 年 工場 の情報です。

よって、1979年11月製造 6工場 を意味しています。

トップボタン裏もチェックします。

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内タグと一致していますね。

時期的に言うと、66の最終モデルです。

あえて、この時期のモデルを選びました。

それには理由があります。

ややテーパード感のあるストレートジーンズを穿きたくなったからです。

今まで、XXタイプの ややゆったりめ ばかりを穿いてきたので

ちょっと違うのが欲しくなりました。

私の中の基準なのですが、66前期は微妙に太い

赤耳は微妙に細い(赤耳以降のレギュラーも同じ)

と感じています。

最近は細目のテーパードストレートが人気なので

それよりは太めですね。

あまりに細いのはちょっと違和感あるので、、、

ベーシックなストレートが欲しかったのです。

色落ちを見ていきましょうか。

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縦落ち感は少ないです。

そこはやはり66後期の最終型です。

(66後期でも1977年頃の前期型に近いのは縦落ち感があります)

今回はそれよりもシルエット重視で選んだのでしょうがないです。

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アウトシームのアタリ感、スソのうねったパッカリングはバッチリです!

スソは間違いなく、ユニオンスペシャル43200Gで縫っているでしょう。

(スソ上げはされていない、オリジナルチェーンステッチだと思います)

レングスは31インチ表記だったので、最初から短めにされています。

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こちらの66後期のスソ幅は約20センチでした。

hands-onで依頼のあるテーパード加工で一番多いのはスソ幅18センチです。

なので、今風のテーパードストレートよりちょっと太いですね。

まあ、それが僕好みなのですが、、、

では!

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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