こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。
※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。
裏ブログの更新が出来ずにスミマセン、、、
新ブログネタが相当溜まっているので
こちらを優先しております。
落ち着いたら、裏ブログも更新しますのでよろしくお願いします。
今回紹介するのはこちらです。
ジッパー不良です。
しかも、素人さんっぽい作業で
付け替えられたジッパーが壊れています。
ちょこっと解いて、無理やり縫い付けた感じです。
(ジッパーも何だか弱々しい物を使っていますし、、、)
こうゆうグダグダに縫ってある部分も綺麗に直したいと思います。
(黒いステッチで縫ってある部分)
こちらのブランドはボブソンです。
逆向きアーキュエイトステッチが特徴的ですね。
スソが綿糸のチェーンステッチ仕上げになっていまして
いい感じのウネウネが出ています。
(ユニオンスペシャル43200Gで縫ってあるのでしょう)
アウトシームにセルビッチ(耳)を使っています。
これはコーンミルズ社の生地を使っているようです。
(赤が退色してピンク色になっているから)
リーバイス501だと1970年代の66モデルと同じ生地ですね。
非常にレアなジーンズです。
(復刻ではありませんでした、、、当時のオリジナルです)
これはリサイクルショップで掘り出したそうです。
リサイクルショップってこんな掘り出し物が出てくるんですね。
私も探しに行こうかな?
なんて考えたりします。
ちょっと話題がそれましたが、、、汗
こんな感じでフロント部分を解体します。
元通りにジッパーを付け直すにはここまでの解体が必要です。
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それでは出来上がりがこちらになります。
小股部のステッチもキッチリと縫い直しました。
ジッパーフライはここにカンヌキ留めを行います。
(デニムと同色で見えにくいです)
このようにジッパーが一番下まで下がり過ぎるのを防ぐためです。
下がり過ぎると、ジッパーに直接負担が掛かり故障の原因になります。
※以前のジッパー交換の際にはこのような処理もされていませんでした。
当店の在庫するジッパーはこちらです。
YKKのユニバーサルが作っている、タロン42タイプです。
開業当時はタロン42のデッドストックなども使っていました。
しかし、タロン42のデッドは交換後に壊れる事が多かった、、、
(自分のジーンズも壊れました)
綿テープが意外に弱くて劣化しています。
爪が根元からぽろっと抜けたりします。
仕入れが高くて、壊れやすい、、、これは問題です。
知り合いの業者さんに相談したら
「YKKのユニバーサルがタロン42タイプ作っています。
安いし、強度も安心なのでお勧めです」
とのアドバイスを頂きました。
そうゆう訳で、当店ではこのジッパーを採用しています。
ビンテージ物のジッパーにこだわる方は
ジッパーの支給をお願いします。
ネットでばら売りしているので、検索してみてください。
しかし、支給品ジッパーの不良は自己責任となります。
よろしくお願いします。
こんな感じで再構築をしています。
ステッチ使いもなるべくオリジナルに戻しました。
(裏側なんてチェックしないとわかっていますが、、、)
という訳で、こちらの工賃が
ジッパー交換 8000円
ステッチの部分修正 2000円
合計10000円(別途送料)
オーダーお待ちしております。
・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。
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https://hands-on-jeans.com/nagare.html
・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。
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