約30年着用されたGジャン リーバイス70506(5th)エリとカフスの解体リペア 全面補強

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

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リペア依頼が殺到しております、、、汗

受注生産オリジナルジーンズ制作とリペアの両立をしないと、、、

やる事が多いのですが、、、頑張ります!

今回紹介するのはこちらです。

Gジャンです。

かなり淡い色落ちになっております。

新品から着用されて、ここまでの色落ちになったそうです!

ウォッシュ加工ではなくて、自然に洗濯を繰り返す事で

このような状態になったとの事。

どれほどの年月だったのでしょうか?、、、

こちらは リーバイス 70506

70505(4th型)の次に作られた物です。

サイドポケット付きの5th型になります。

内タグを見てみると、、、

米国製でした。

赤線部分 527 0993

527工場 1993年9月製造です。

という事は、、、約30年間の着用となります。

凄いですね!

愛用されているのが伝わってきます。

さて、リペア部分を見ていきましょう。

エリのダメージが発生しております。

Gジャンでは 定番のダメージです。

こちらは解体リペアと周辺補強でキッチリリペアします。

左右ソデ先 カフス部分のダメージです。

こちらもGジャンでは 定番のダメージです。

こちらは解体リペアと周辺補強でキッチリリペアします。

解体しました!

約30年分のダメージと生地全体が弱っている状況がわかりますね。

このような感じで、リペア+全面補強を行いました。

ダメージ部分のみリペアしても、中途半端になります、、、汗

ここまで色落ちしているので、全てをカバーしないといけません。

このように仕上がりました!

エッジ部分も解体リペアなので、綺麗に直せました。

解体リペアなので、エリの裏側はそのままの状態です。

※エッジ部分は広めに補強が必要でした。

エリを立てても、折れ曲がる部分は

綺麗なアール形状を保っております!

これも解体リペアの良さだと思います。

右ソデ部分です。

解体リペアなので、エッジ部分も綺麗に直せました!

ボタン表再利用取り付け(表は無料サービス)

ボタンホールは専用ミシンにてやり直しをしております。

左ソデ部分も同様にリペアしております。

ソデの裏側です。

マニアックかもしれませんが、、、

チェーンステッチ縫製を再現しております。

これで元通りに再構築出来ました!

以上になります。

今回の工賃は 35000円(別途送料)となります。

依頼時にお客様からのコメントで

長年着用して、とても愛着があります。

工賃は掛かっても良いので、キッチリ直して欲しい!

との事でした。

購入時のお値段よりもリペア代が高いと思いますが

それ以上に、思い入れのある一品 というのが

伝わってきますね!

オーダーお待ちしております。

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