リーバイス507XX(2ndジャケット)ビンテージ 全ステッチ補強(影武者ステッチ)ヒジのリペア

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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9月になりました!

朝夕は涼しくなってきましたね。

そろそろデニムの準備をされる方が増えております。

秋のデニムと言えば、、、Gジャンですよね。

今回紹介するのは、こちらになります。

(画像は全て、リペア後のアフターです)

いい感じの色落ちです。

ビンテージデニムのオーラ抜群ですね。

507XX(2ndジャケット)ビンテージになります。

初期の片面タブでした、、、レア!

ビンテージのデニムジャケットはオール綿糸です。

リーバイスだと、70505(4thジャケット)ビッグE

まではずっと綿糸を使っていると思います。

この状態になると、全ての糸が弱っておりまして

全体的に、ブチブチ切れてきます、、、涙

そうなると、当店のリペアサービス

全ステッチ補強(影武者ステッチ補強)が有効ですよ!

胸にボックスステッチ(プリーツ押さえ)が6か所あります。

全て、影武者ステッチ補強を行っております。

A ステッチの欠片を残したい場合は、この方法が良いです。

B 新たにステッチを入れる場合は、元のステッチを全部抜いてから作業します。

(ビンテージ用の綿糸を使います)

※Bの方法になると、別途工賃が必要です。

影武者ステッチ補強でも強度はありますので、大丈夫です。

目立たない細い糸ですが、素材はポリエステルのスパン糸です。

それをマイクロピッチで縫い込んでおります。

(生地にしっかりと食い込んでおります)

ビンテージのGジャンは裏側をチェックしてくださいね!

チェーンステッチというのは 裏側が鎖状になって ボリューム感があります。

盛り上がっているので、綿糸は擦れに弱いのです。

ポリエステルのスパン糸だったら、大丈夫なのですが、、、

※リーバイスだと 1970年代後半 赤タブ スモールe頃から

ポリエステルのスパン糸に移行します。

オリジナルの綿糸は欠損しておりますが

影武者ステッチ補強が入っております。

これで問題ありません!

日常的に着用して、ガンガン洗えるようになります。

影武者補強ステッチがないと、洗濯時に縫いがパンク(爆発)する恐れもあります、、、汗

こちらは別の依頼品 Gジャンです(綿糸を使ったビンテージ品)

Wステッチの巻き縫い部分が パンク(爆発)しております。

元に戻して縫い直すのが大変です、、、汗

あとはGジャンの定番ダメージ ヒジ穴です。

このダメージですが、ヒジ部分からソデ先に向かって生地が弱くなります。

普段の着用で当たる部分です。

こちらは周辺補強をしっかりしております!

裏側からエルボーパッチを行っているイメージでしょうか?

これで、大丈夫です。

簡単に書いておりますが、ヒジ部分の補強リペアは

面倒な部分です、、、汗

これは解体しておりません。

狭い部分に ミシンを突っ込んで 縫う必要があります。

ピンポイントリペアだったら、出来ると思いますが

このような補強リペアはかなり大変です、、、汗

以上でございます。

こちらの工賃が

Gジャンの全ステッチ補強 6000円(1st、2ndタイプの場合)

※3rd、4thタイプのジャケットは+2000円

左右ヒジ部分のダメージリペア、周辺補強 6000円

合計12000円(別途送料)となります。

リーバイスのビッグE以前(1970年以前)のGジャンはリペア依頼が多いですね。

この頃はまだ綿糸だったので、どうしても糸が経年劣化します。

気をつけてください。

オーダーお待ちしております。

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

(BASE検索 hands-on-jeans)

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