リーバイス505ビッグE、501の66前期 ビンテージ 股の解体リペア 2本まとめて 

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

今回紹介するのは、以前FBページにて紹介した画像です。

こちらは反響が大きかったので、ブログでも紹介させて頂きます。

(FBを見ないで、ブログだけチェックされる方もいるので、、、)

2点まとめて紹介します。

それではまずは1点目です。

ビフォー画像からになります。

mata1 mata2

リーバイス505 ビッグEです。

ここまでのダメージになると、解体リペアをお勧めします。

リペア後がこちら

mata5 mata7 mata3 mata4 mata6

こんな感じに仕上がっています。

今回はダメージ穴が大きかったので、色落ちの近い古着を移植しております。

移植用の古着も多少はストックしています。

生地の移植はパズルみたいな感覚です。

破れた穴の形状にピッタリフィットする古着のピースを作成します。

(近い色落ち加減を部分的に抜き取るのがポイントです)

破れ穴を塞いでから、周辺補強の薄手の接着芯を貼りつけてます。

そして、最後に縫い込みます。

色んなリペア方法があるのですが、今回はこの方法を使いました。

(移植用の生地次第なリペアなのですが、、、汗)

こちらですが、前股のジッパー下部分も解体リペアしております。

持ち出しと呼ばれる、ジッパー裏のパーツがあり、

先端が硬くてやや尖っています。

(ボタンフライのジーンズでも同じです)

ここを そのままリペア にすると、

持ち出しの硬い部分を表生地と一緒に縫い付けになるからです。

そうすると、仕上がりが硬くなってしまいます。

そして、次はその周辺からさらに破れる事になると思います。

(硬い部分の周辺は破れやすくなります)

あとは、、、

お尻部分に向かって生地が弱っていましたので

その部分も解体リペアを行っています。

結局、前股~内股~お尻中心まで

全て解体しなければならない状態でした、、、大汗

(解体後の画像が無くてスミマセン)

次に紹介するのがこちらです。

ビフォー画像からあります。

どうぞ!

mata11 mata12

リーバイス501 66前期 ビンテージになります。

こちらもなかなかの破れっぷりですね、、、汗

やはりこちらも解体リペアがお勧めのパターンです。

それでは出来上がりの画像です。

どうぞ!

mata13 mata14 mata15 mata16

mata17

mata18

こんな感じに仕上がりました。

解体リペア仕上げです。

内股の立体的な段差も綺麗に直っています。

こちらもダメージ穴の部分には近い色落ちをした古着デニムを移植しています。

1本目と同じで、ダメージ穴と同じ形にくり抜いてからはめ込みしています、、、汗

そして、生地が弱い部分全体をカバーするように薄手の接着芯で補強です。

これをそのままリペアで仕上げると

立体的な部分が潰れてしまいます。

そして、シーム部分は生地が何枚も重なる部分です。

そこをさらに叩き縫いすることで、仕上がりが硬くなってしまいます。

やはり、今回は解体リペアにして正解だと思います。

裏からの画像を見ると、ダメージ周辺の弱い部分も補強をしています。

内股部分は可動範囲が大きいので、これくらいは補強が必要だと思います。

以上です。

こちらの工賃ですが、、、

・1本目のリーバイス505 ビッグE

前股~内股~お尻中心までの 解体リペア、周辺補強 15000円(別途送料)

・2本目のリーバイス501 66前期

内股の解体リペア、周辺補強 10000円(別途送料)

納品後 喜びのメールを頂きました、、、ほっと一安心です。

ビンテージジーンズの股をリペアする時は

高額ですが解体リペアがお勧めです。

(ほとんどが解体リペアの依頼ですが、、、)

オーダーお待ちしております。

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

(BASE検索 hands-on-jeans)

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