リーバイス507XX ビンテージ 再リペア フロントプリーツ部分 ボックスステッチ 外してから、縫い直し

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

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今回紹介するのはこちらです。

いきなりのアップ画像で申し訳ございません。

ビフォー画像はこれしかありませんでした、、、涙

こちらはリーバイス 507XX 通称2ndジャケット ビンテージです。

Gジャンのプリーツ部分を止める ボックスステッチ やり直し のご依頼です。

ビンテージ物の1st 2ndジャケットはここの解れが多いと思います。

さて、ここのリペア方法は3つあります。

A そのまま 同じ太さの糸で縫い重ねる

B そのまま 目立たない糸で縫い重ねる(影武者ステッチ)

C 元の糸を全部外して、同じ太さの糸で縫い直す

工賃ですが、、、

A B は1ヶ所500円

C は1ヶ所 1000円 となります。

そして、当店がお勧めする方法は B C です。

元のステッチの残り具合で決めてください。

ちょっとした目飛びレベルだと B

糸がボロボロに抜けている場合は C をお勧めします。

Aの方法はどうしてお勧めしないかと言うと、、、

古い糸と新しい糸が重なって、逆に変な感じになります。

先ほど出した、ビフォー画像の2枚は

他店さまにて、Aの方法でステッチリペアを行ってあります。

ご依頼主は、このリペア方法が気に入らない、、、やり直して欲しい! との事でした。

よって、今回は C の方法でリペアを行いました!

出来上がりがこちらになります。

ボックスステッチ 6ヶ所 全て 新たにやり直しをしております。

イエロー綿糸だとちょっと色が濃いので、古着のイメージに合いません。

なので、 退色イエロー綿糸 を使っております。

これで古着デニムに馴染んでいると思います。

※色落ちに応じて、濃い綿糸と退色綿糸を使い分けております。

マニアのお客様しか知らないと思いますが、、、

ここのボックスステッチは 縫い重ね位置 に法則があります。

なので、ビンテージ 1st&2nd のステッチリペアする際には

気を付けています。

※レプリカにはこの法則はないと思います。

とても細かい部分なので、元の針穴と100%一致は難しいのですが、、、汗

出来るだけ元通りに縫いたいと思います。

※この作業ではミシンモーターを使わずに、手回しで縫っております。

それでも、手の震え等で 針穴と完全一致しない 事もありますので

ご理解の程宜しくお願い致します。

あまりにも細かい部分を気にされるのであれば(元の針穴と完全一致レベル)

ご来店をお願い致します。

お客様の目の前で作業して、その場で作業確認をお願い致します。

私の出来る ベスト を尽くさせて頂きます。

という訳で、、、

今回の工賃は C の方法なので

1000円×6ヶ所=6000円(別途送料)でした。

納品後、喜びの声を頂きました!

オーダーお待ちしております。

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

(BASE検索 hands-on-jeans)

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