リーバイス501ZXX ビンテージ 前ポケット入口の解体リペア、スレキ(袋布)の新品交換、リベット表再利用取り付けなど、、、

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

インスタグラム投稿の際は ハッシュタグ ♯handsondenim をお願い致します。

やはりブログネタになるのは、激しい物になりがちです、、、苦笑

画像が多く必要なのと、説明が長くなるのはブログで紹介ですね。

※こちらはインスタで紹介しようと思って撮影しましたが、、、汗

というわけで、今回紹介するのはこちらです。

リーバイス501ZXX ビンテージです。

1950年代に製造された物だと思います。

かなりの穿き込みで色落ちが進んでいます。

全体画像がありませんが、すでに色々とリペアが行われています。

持ち主にとっては、リペアの歴史が刻み込まれた

唯一無二のアート作品だと思います。

では、リペア部分の紹介をします。

左右前ポケットがボロボロになっています。

サイドの脇の部分も生地が弱っていますね。

これは 要解体リペアとなります。

そして、補強範囲もかなり広くする必要があると思います。

お尻部分です。

左右の後ろポケット部分も かなりのダメージとなっております。

こちらも 要解体リペア となります。

そして、後ポケットは全面補強を行います。

※ここまでのダメージが無くても、後ポケットのリペアは全面補強をお勧めします。

ポケットに物が入ると全面に負荷が掛かるので

部分的なリペアは その場しのぎ になるからです。

左右前ポケット入口を解体しました。

ポケットスレキ(袋布)も入口部分は破れていました。

破れていない部分も生地が痩せて、弱いです。

なので、新品交換をします。

リーバイスのビンテージジーンズの場合は

リベット表再利用取り付けを行うようにしています。

※要望があればリーバイスの復刻やレプリカジーンズも可能です。

こちらは鉄製の銅メッキリベットでした。

鉄は硬いし、錆び付いているし、、、汗

再利用するのにかなり苦労しています。

※ビンテージリーバイスのリベット素材ですが、、、

これより前の1940年代になると銅製

これより後の1960年代になると裏がアルミ製になるので外しやすいです。

鉄に比べて銅やアルミは柔らかいので、、、

それではリペア後がこちらになります。

※今回の撮影はスマホをつかいました。

いつものデジカメ撮影と違って、リペアステッチが目立っています。

光の反射をもろに受けていますね、、、汗

右前ポケット部分です。

コインポケットもリペア済みです。

サイドの脇まできっちり直しています。

リベット表再利用取り付けに成功しました。

裏から突き出ている突起は既製品のリベットです(銅無垢素材)

この突起は自然に色が変わって馴染んできます。

(銅無垢なので酸化して色がくすんできます)

左前ポケットも同様にリペアしています。

向こう布部分も補強リペアしています。

サイドから下まで広範囲に補強しています。

リベット表再利用取り付けは全て成功しております。

前ポケット入口の裏側です。

きっちりと再構築しています。

ポケットスレキ(袋布)は新品交換しています。

ジーンズのリペアで重要なのは、、、

弱っている生地の補強です。

先の事まで考えたリペアが必要だと思います。

※その場しのぎのリペアはやりたくありません。

両サイドシーム付近もきっちりと直しています。

この部分は解体リペアなので、それが可能となります。

本当に面倒な作業ですが、、、汗

これから穿き続ける事を考えると、やはり必要です!

お尻周辺の部分です。

左右後ろポケットの解体リペア+全面補強を行いました。

これで後ポケットはガンガン使えますよ!

※501ZXXを象徴する、隠しリベットは外していません。

リベット周辺補強もやり直しを行っております。

(以前のリペアを修正しました)

新品に交換したポケットスレキ(袋布)です。

ポケットもガンガン使ってください!

これで ビンテージジーンズだから、破れないように

恐る恐る 使わなくても大丈夫です。

日常着として、ガンガン使える耐久性を出しています。

グレー系の当て布は当店がリペアした部分になります。

生地が弱い部分は全て補強済みです。

アウトシームの裏側まで、キッチリと行っています。

サイドシームが弱い部分は後ポケット部分まで到達していました、、、汗

なので、ここまで広範囲に補強しています。

※この画像を見ると、隠しリベットを外していないのがわかります。

以上になります。

ボロボロになっていて、生地が弱々しいビンテージジーンズでも

ここまで解体して丁寧に直せば、まだまだ着用は可能です。

今回の工賃ですが、、、

40000円(別途送料)となります。

※今回は解体範囲が広かったのと、補強範囲も広かったので 割高になっています。

オーダーお待ちしております。

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

(BASE検索 hands-on-jeans)

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