こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。
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最近、ブログの更新が少なくなってきています。
ネタは沢山あります、、、苦笑
もうちょっと、更新頻度を上げたいと思っています。
SNSも色々とやっていますが、一番こだわりが伝わるのはブログなんですね。
UPするのは大変ですが、、、汗
では、今回紹介するのはこちらです。
リーバイス501ZXX 1950年代のビンテージジーンズです。
左右前ポケットとスソのリペアをします。
前ポケット入口を解体リペアします。
今回はスレキ(袋布)新品に交換します。
これは入口部分が破れていますが
生地自体が弱々しいので、交換するのがベストだと思います。
約70年前の古着ビンテージです、経年劣化して当然です。
リーバイスのジーンズのリベット表は再利用可能です。
リーバイスタイプのリベットも表は再利用可能です。
(ビンテージレプリカのリーバイスタイプもリベット表は再利用可能です)
※Leeタイプのリベット表も再利用に挑戦していますが
まだ、成功する自信がありません、、、涙
これからの研究課題とします。
スソは基本的に解体リペアです。
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それではリペア後がこちらになります。
解体リペアなので、綺麗に仕上がります。
先端の突起部分は裏側からの打ち抜きなので新品部分です。
最初はつやつやですが、半年もすれば自然にくすんで馴染みます。
この部分は銅無垢素材を使っています。
リペア後も自然な雰囲気を保つように心がけています。
(カンヌキ専用ミシンでなくても留める事は可能ですが、、、)
これで前ポケットをガンガン使えますよ。
(ビンテージジーンズだと意識せずに、、、強度もバッチリですから)
リベット裏側も再利用して欲しいとの声がありまして、
色々と研究をしました。
とりあえず、付ける事は出来たのですが
非常に強度に問題がありまして、止めました。
一度変形した金属パーツを再利用すると、非常に弱いです。
ちょっとした力が加わると、ぽろっと外れます。
(着用中にぽろっと外れたら、間違いなく表は無くなると思います、、、
どこかで勝手に外れたリベットを探すのは無理でしょう)
そうゆう訳で、ご理解の程よろしくお願いします。
これはフロント部分です。
ビンテージジーンズのスソはステッチ幅が不均一ですね。
ステッチ入れ直しに気を使います、、、汗
(それがビンテージジーンズの味なのですが)
踏まれたダメージ跡でしょうね。
スソのアタリ(パッカリング)が消えていました。
このように弱っている部分は補強しています。
そしてスソ縫いはチェーンステッチ仕上げにします。
元がチェーンステッチの場合は、指定が無くても
そのようにしますので、ご安心ください。
(糸の素材もオリジナルに合わせて、綿糸にしています)
以上です。
今回は定番のダメージリペアの紹介でした。
特殊なパターンの紹介が多いので、このような物も紹介しないといけないと思いまして、、、
こちらの工賃が
左右前ポケットの解体リペア 5000円(スレキ交換とのセット価格です)
左右前ポケットスレキ(袋布)の交換 7000円
リベット表の再利用 500円×6個(再利用無しだと無料)
左右スソのリペア、チェーンステッチ仕上げ 7000円
合計 22000円(別途送料)
貴重なビンテージジーンズでも破れを恐れずにガンガン穿きたいという方
オーダーお待ちしております。
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