第159回(動画有)リーバイス501 ハチマル 最初期? 脇割り縫い 1981年製9月 558(サンノゼ工場) 黒カンヌキ

こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。

動画解説もあります、良かったらご覧ください。

今回紹介するのはこちらです。

真っ紺、ワンウォッシュレベルのジーンズです。

フロント部分のステッチワーク、、、スパン糸

股カンヌキ有り

昔のビンテージでは無さそう、、、

帯縫いは上下チェーンステッチ

ボタンフライなので501です。

フライボタンは通常R

(足長R ではない)

ビッグEでありません。

トップボタン裏 558

カリフォルニア州 サンノゼ(San jose)工場という事らしいです、、、

1950年代→12

1960年代→J

1970年代→2

1980年~90年代→558

という変化になっているそうです。

情報元は柴剣談話室さんのHPからです、、、

3桁の番号なので、、、

1981年以降になります。

赤耳? 耳無しのハチマル?

アウトシームが脇割り(耳無し)なので

ハチマルです!

白糸のロック縫いになっています。

インシームも白糸のロック縫いです。

後ろ身頃をチェックしていきましょう!

バックポケットの位置は

意外に低いですね、、、

80年代のレギュラーは位置が高いのですが、、、

もちろん スモールe です。

プリントになっています。

もちろん ポケット裏はチェーンステッチです。

ここは要チェック!

黒のカンヌキ留めです。

通称 黒カン

オレンジカンヌキになる前のディテールです。

状態が良いので、パッチも綺麗に残っています。

501の上に CARE~

(ケア インストラクション インサイド ガーメント)とあります。

よって、内側をチェックしましょう!

下段です。

Shrinks about 10%

縮率 約10%

赤耳以降は10%です。

(66モデルは8%)

最後まで引っ張りました!

下段です。

9 81 558 = 月 年 工場

1981年 9月 558工場 製造!

81年製のハチマル レギュラー501!

これは最初期かも?

66後期

赤耳+ハチマル(脇割り)

ハチマル(脇割り)

赤耳+ハチマル(脇割り)は同時生産だったという証拠ですね。

切り替わったのは事実ですが、移行期が長すぎます、、、汗

市場価値は赤耳が高いのですが

赤耳よりも製造が古いハチマル(脇割り)も沢山あると思います。

何だか、複雑な心境です。

持ち主さまは これはレアだと思うので大切にします!

と言われておりました。

私にとっても、興味深い資料となりました。

リペアのご依頼ありがとうございます!

※こちらはリベット裏のアルミが外れていたので

リベット表再利用取り付けのご依頼でした。

(裏のアルミは新品交換します)

・当店のウェブサイトをまとめたリンク集になります。

リペアのご依頼や商品のご購入などは、こちらからお願い致します。

https://hands-on-jeans.com/holt

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