こんにちは ジーンズリペア&クラフト hands-onです。
動画解説もあります、良かったらご覧ください。
今回紹介するのはこちらです。
真っ紺、ワンウォッシュレベルのジーンズです。
フロント部分のステッチワーク、、、スパン糸
股カンヌキ有り
昔のビンテージでは無さそう、、、
帯縫いは上下チェーンステッチ
ボタンフライなので501です。
フライボタンは通常R
(足長R ではない)
ビッグEでありません。
トップボタン裏 558
カリフォルニア州 サンノゼ(San jose)工場という事らしいです、、、
1950年代→12
1960年代→J
1970年代→2
1980年~90年代→558
という変化になっているそうです。
情報元は柴剣談話室さんのHPからです、、、
3桁の番号なので、、、
1981年以降になります。
赤耳? 耳無しのハチマル?
アウトシームが脇割り(耳無し)なので
ハチマルです!
白糸のロック縫いになっています。
インシームも白糸のロック縫いです。
後ろ身頃をチェックしていきましょう!
バックポケットの位置は
意外に低いですね、、、
80年代のレギュラーは位置が高いのですが、、、
もちろん スモールe です。
プリントになっています。
もちろん ポケット裏はチェーンステッチです。
ここは要チェック!
黒のカンヌキ留めです。
通称 黒カン
オレンジカンヌキになる前のディテールです。
状態が良いので、パッチも綺麗に残っています。
501の上に CARE~
(ケア インストラクション インサイド ガーメント)とあります。
よって、内側をチェックしましょう!
下段です。
Shrinks about 10%
縮率 約10%
赤耳以降は10%です。
(66モデルは8%)
最後まで引っ張りました!
下段です。
9 81 558 = 月 年 工場
1981年 9月 558工場 製造!
81年製のハチマル レギュラー501!
これは最初期かも?
66後期
↓
赤耳+ハチマル(脇割り)
↓
ハチマル(脇割り)
赤耳+ハチマル(脇割り)は同時生産だったという証拠ですね。
切り替わったのは事実ですが、移行期が長すぎます、、、汗
市場価値は赤耳が高いのですが
赤耳よりも製造が古いハチマル(脇割り)も沢山あると思います。
何だか、複雑な心境です。
持ち主さまは これはレアだと思うので大切にします!
と言われておりました。
私にとっても、興味深い資料となりました。
リペアのご依頼ありがとうございます!
※こちらはリベット裏のアルミが外れていたので
リベット表再利用取り付けのご依頼でした。
(裏のアルミは新品交換します)
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