こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。
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新年がスタートしました!
ブログの更新が少なくて、申し訳ございません。
どうしても投稿が楽なSNSに頼ってしまいます、、、苦笑
今回はどうしてもブログで紹介したかったネタなので頑張ってみます!
昨年を振り返る意味でも、一番激しかったリペアを紹介したいと思います。
では、リペア前の画像からどうぞ!
リーバイス501XX ビンテージ ギャラ入り(1955年~62年頃)です。
(隠しリベット有り、フロントのリベット裏が銅色)
これは本当に激しいダメージでした、、、汗
過去リペアは依頼主が事前に外されたそうです。
(当店でのリペア外し代は有料です)
アラフォー世代のお客様でした(私と同世代)
学生時代(約25年前)にビンテージジーンズブームが起こって、
かなりの高額でこの501XXを購入されたそうです。
そして、ガンガン穿かれて、ボロボロになっていきました。
(学生時代は毎日ジーンズを穿けますからね)
その当時、デニム専門のリペア屋は無かったそうで
古着屋さんに頼んで、その場しのぎのリペアを繰り返して来たとの事。
もう、限界までボロボロになっていたのですが
とても思い入れが強く、捨てられずにタンスで長年眠っていたそうです。
青春時代の思い出と共に この501XXビンテージをもう一度穿きたい!
という想いで当店に依頼して頂きました。
ダメージをアップで見ていきましょう!
見事にボロボロですよね、、、汗
こうなると、ジーンズを完全解体する
オーバーホールリペアとなります。
ダメージ穴の周辺もかなり生地が弱っているので
補強もしっかりとしないといけません。
色落ちも激しく、生地全体がガーゼ状に薄くなっています。
かなり広範囲の補強リペアとなりそうです。
それでは解体作業をしました。
どうぞ!
こんな感じです。
パーツ別にリペア&補強をします。
ポケットスレキ(袋布)は新品交換をします。
リベット表側は再利用取り付けを行います。
お客様からのお願いで、ダメージ穴はリペア跡がわかるようにして欲しいと頼まれました。
ここまでダメージが激しいと、全体のバランスを考えて強度も上げないといけません。
後ろ身頃はキッチリ直す必要があるとお伝えしました。
前身頃の左右太もも部分はリペア跡がわかるように(もちろん強度も必要)
頑張ってみますという感じでした。
あと、スソが長かったようなので
裾上げアタリ出し加工もオーダーされました。
ここまで生地が弱っていて、ボロボロなので
アタリ出し加工は非常に難しい状況ですが
(きちんとアタリが出ない)
出来る限りの努力をすれば良いとの事で
依頼をお受けしました。
ブログが長くなりすぎるので、今回はここまでにします。
次回は完成後のアフターを紹介します。
では!
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