こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。
※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。
テーパード加工の紹介 3部作 その2です。
今回紹介するのはこちらになります。
まずは加工前のビフォー画像から行きます。
ぱっと見で太いジーンズですね!
スソ幅が23.5センチ位あります。
この位のサイズになると、ストレートじゃなくて
ワイドストレートと呼ぶべきかもしれません。
このジーンズはジッパーフライです。
フライ下の小股(前股)部分もかなり距離があります。
股上が非常に深いシルエットだと思います。
今回の依頼ですが、、、
スソ~太もも~内股まで 全体を細くして欲しいとのオーダーです。
ここまで全体が太い場合に有効な加工だと思います。
ワイドストレートを普通のストレートに変更したいそうです。
(ややテーパード気味にしたい)
※普通のストレートを全体的に詰めると
スリムシルエットになります。
そうなると細すぎて、穿けなくなるかも?
このような事も考えられるので、ご注意ください。
(股が窮屈になり過ぎると足が動かしにくいです)
ちなみにこちらのジーンズですが、、、
ビッグジョンのレアジーンズです。
(数量限定発売の本当にレアなジーンズです)
これは最近のモデルではなくて
初期型だと伺っています。
なので、シルエットも当時人気だった太めのストレートなのかもしれません。
1990年代のビンテージブームの頃は
太いシルエットが大人気でした。
みんな腰で穿いていて、ルーズな感じでしたね。
当時のジーンズを現代風にシルエット変更したいというオーダーが多いです。
(青春時代のジーンズをタンスで眠らせている方も多いみたいです)
1990年代の国産レプリカジーンズも希少価値が出てきています。
国産のビンテージジーンズとなりつつあります。
(アメリカでは製造から30年経過したら、ビンテージと呼ぶそうです)
前置きが長くなりましたが、、、苦笑
それでは出来上がりがこちらになります。
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ワイドからストレートに変わりました!
スソ幅は20センチ仕上げです。
(お客様にスソ幅の指定をお願いしております)
現代ではテーパードとは呼べないかな?
普通のストレートだと思います。
内股部分も詰めています。
折り返しまでの距離もこれくらいが標準だと思います。
※内股付け根のカンヌキは元にあわせてずらしています。
ビフォー画像でご確認ください。
分かりやすいように撮影してみました。
カット生地を見ると、、、
シルエットはスソに向かって弱テーパードになっています。
内股部分も自然な流れで詰めてみました。
元から余裕があったので、これくらい詰めても
問題ありません。
以上です。
こちらの工賃が 8000円(別途送料)
全体テーパード加工も2019年から少し値下げしました。
依頼が多いので、感謝価格になっております。
納品後、喜びのメールを頂きました!
ほっと一安心です。
モモからスソにかけてのバタつきが少なくなって
穿きやすくなったそうです。
オーダーお待ちしております。
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