新作オリジナルジーンズ S76(TP) 制作日記 その5

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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オリジナルジーンズ S66(TP) を制作&販売してから、、、1年以上経過しました。

(2018年12月頃の販売)

それから新しく導入したミシンのお話をします。

あの時にお客様へお伝えしていた事、、、

これからビンテージミシンを増やして

「さらにビンテージのような 味わい深いジーンズ を作れるように努力します!」

と言っておりました。

という訳で、今回の新作オリジナルジーンズ S76 で使う

新たに導入したミシン の紹介をしたいと思います。

ユニオンスペシャル!

ジーンズ好きのみなさんは、ご存知のメーカーだと思います。

ベージュ色のボディーなので、、、

後期型で1970年代頃の物だと思います。

※ユニオンスペシャル社のミシンは色で年代が違います。

前期がブラック、中期がブラウン、後期がベージュです。

かなりざっくりとした説明でスミマセン、、、汗

型番は35800といいます。

巻き縫い専用ミシンです。

巻き縫い???

バックヨークとバックセンター部分になります。

Wステッチになっている所です。

この部分を縫う為だけのミシンなんです、、、汗

かなり大掛かりなミシンを導入しましたね(笑)

この角度から見ると、わかると思います。

アーム状になっていて、ミシンは宙に浮いています。

よって、狭い部分を縫うのが得意なミシンかと思います。

という事は、、、

ジャケットのソデとかを縫う時に、一番活躍すると思います。

これはかなり先を見越した、先行投資だと思います。

将来的にジャケットも作ってみたいと思っているからです。

ユニオンスペシャル社のビンテージミシンは希少価値があります。

(世界中にコレクターがいて、欲しがっている人が多いからです)

それがちょうど良いタイミングで出てきました。

買うなら今しかない!

という感じで、かなり無理して買ってしまいました、、、汗

これからじっくりと、使い込んで行こうと思います。

次に紹介するのはこちらです。

ベルトループ専用ミシンになります。

これは過去に何度か紹介していますね。

ユニオンスペシャル社のミシン

型番は7400です。

こちらは前期型のブラックボディーです。

1930年代~40年代頃でしょうか?

戦前の物であるのは間違いないと思います。

こんな感じです。

専用のアタッチメントによって 15ミリ幅のちょい中盛り仕様 となっています。

ちょい中盛り にこだわりがあります(ビンテージジーンズを参考にしました)

こちらは非常にデリケートなミシンでして、、、

目飛び病があったり、なかったり、、、汗

最近は調子が良いので、綺麗に縫えています。

これも非常に希少価値が高いミシンなので

大切に長く使って行きたいです。

最後はこちらになります。

シンガー社の本縫いミシン

ブラックボディーです。

これもかなり古いと思います。

1950年代だと思います。

型番は188です。

このミシンはかなり使える奴でした!

アウトシームのサイドステッチ

小股の押さえステッチ

アウトシーム内側のステッチ、、、などなど

太番手の縫いをやってくれます。

シンガーのビンテージミシンは太番手が得意だと聞いていましたが

本当にその通りでした!

安定した縫いをやってくれます。

以上になります。

S66を販売してから、これだけのミシンが増えました。

ジーンズ作りはまだ発展途上です。

今、出来る事のベストを尽くしたいと思っています。

S66とS76を比較すると、ディティールの違いが多いですが、、、

そのディティールが大切だと思っています。

細かい部分まで作り込みをしたいという想いです。

今回はここまでにしたいと思います。

制作日記を引き続き、よろしくお願い致します。

では!

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

(BASE検索 hands-on-jeans)

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