新作オリジナルジーンズ S76(TP) 制作日記 その4

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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今回はボタンについてのお知らせがあります。

右の色落ちしたジーンズが約半年前に作ったプロトタイプ。

左のまっ紺ワンウォッシュが先日作った、試着見本になります。

SNS等でもこのままアップしていましたが、、、

誰も、ボタンの違いに気が付かなかったと思います(笑)

並べてみましょう!

ムムム、、、

この距離だと、違いがわかりますね。

こちらが新しい方 鉄製の月桂樹ボタン

こちらが以前から使っている方 鉄製の月桂樹ボタン

某メーカーの倉庫で奇跡的に発見した、デッドストック品

デッドストック品の特徴は、、、

ボタン表が若干反っていて、支柱が銅製です。

このボタンを持っている方は良くわかると思います。

新しい方は

表が完全にフラットになっていて、支柱が鉄製です。

デッドストック品の残りが少なくなっていまして、、、

どうしようか、悩んでいました。

鉄製の月桂樹ボタンをずっと探していました。

しかし、私の求めている物は既製品で売っていません、、、涙

※鉄製の月桂樹ボタン自体はありましたが、

既製品だと在庫時に錆びないように、仕上げコーティングがしてありまして

経年変化しない(錆びない)ので、魅力がありませんでした。

(購入して色々とテストをしました)

こうなったら、、、

もう、オリジナルで作るしかない!

という結論に達しまして、、、汗

オーダーメイドしました。

hands-onオリジナル 鉄製の月桂樹ボタン!

いやー、やってしまいました。

もう後戻り出来ませんよ。

※ボタンをオリジナルで制作するというのは

かなりの費用が発生しております、、、汗

この部分も新作オリジナルジーンズの工賃上乗せになるかと思います。

どうか、ご理解の程宜しくお願い致します。

当時の資料を見ながら、再現してみました。

※当時の資料も色々な個体差がありますので、ご了承ください。

私の好きな月桂樹ボタンの特徴は、、、

表がフラットタイプ

月桂樹の浮き出た雰囲気

支柱も鉄製

という感じです。

今まで使っていた、デッドストック品とは雰囲気が違います。

ボタン裏も変更しています。

これは以前のブログで、このタイプを入手したと報告していました。

ぷっくりと膨らみのあるドーム状のボタン裏です。

もちろん鉄製です。

やっと念願が叶いました!

ボタン裏もオリジナルに近い形状のタイプです。

今回新しくオーダーメイドした

鉄製の月桂樹ボタンですが、、、

もちろん、仕上げのコーティング無しにしています。

そうしないと、錆びないからです。

※デッドストック品もそのようになっていました。

本当に錆びやすいのか?

早速、試験をしてみました。

デニム生地のスワッチに打ち込みをしまして、、、

そのまま水に浸けおき、、、約1週間です。

みごとに サビサビになっています、、、苦笑

ここまでする必要も無かったのですが、、、

試験的にやっています。

支柱部分も鉄製でコーティング無しなので、、、

このようになりました、、、

サビが下地まで染みていますね。

マニアックですね(笑)

これは試験なので、普通の使い込みでは

ここまでならないと思いますが、、、苦笑

論より証拠?

百聞は一見に如かず?

実物をお見せしました。

という訳で、、、

私の理想とする鉄製の月桂樹ボタンを

オリジナルジーンズに付ける事が可能となりました!

今回はここまでにしたいと思います。

制作日記を引き続き、よろしくお願い致します。

では!

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

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(BASE検索 hands-on-jeans)

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