こんにちは ジーンズリペア＆クラフト hands-onです。
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今回紹介するのはこちらです。
リーバイス 506XX 通称1ｓｔジャケット！
真っ紺です、、、
しかも 48インチのビッグサイズ
米国製 バレンシア復刻でした！
ボタン裏555
内タグ（赤線部分）にも555があります。
1198＝1998年11月製造
20年以上経過しました、、、
米国のバレンシア工場は閉鎖したので
もう製造はありません、、、涙
なので、中古市場価値は年々上昇しております。
ほぼビンテージ状態です、、、汗
今回の依頼品も真っ紺の極上品なので
高値で取引されていると思いますよ！
さて、こちらの依頼品をカスタマイズします。
伝説のTバック仕様にしますよ！
今回の依頼品はW48インチです。
実は、オリジナルビンテージはW46インチ以上から
Tバック仕様だったのです。
ちなみに、詰めるのは背中だけではなくて
全体的に詰めないと再構築できません！
イメージ的には－1インチ位だと思います。
という訳で、、、解体しました。
復刻ですが、レアな高額品なので
取り扱いに緊張しますね、、、汗
せっかくなので、途中工程も紹介します。
一発勝負です！
勇気を出して、ハサミを入れております、、、滝汗
さて、ここからが難しいのです。
背中の寸法だけが変わるのではありません。
ジャケットはジーンズよりも作りが難しいです。
アームホール、身頃、ウエストなど、、、
全体的に寸法が小さくなります。
約1インチ（2.5センチ）位です。
解体した各パーツを微妙にカットしつつ
いせ込み と言うテクニックを使いつつ
オリジナルの縫い方を再現しつつ
再構築をします。
全ては感覚的作業です！
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それでは出来上がりがこちらになります。
伝説のTバック仕様！
アームホール、脇縫いもリサイズ後に 再構築 しております。
シンチ金具を交換しました。
スライドバックル！
完全復刻品です。
オリジナルにそっくりですね。
はめ込み式なので、ベルトの先端はカットしております。
適合サイズが違うので、取り付けも苦戦しました、、、汗
※取り付け方法が違います。
元から付いていた バックルとの比較です。
細かい違いかもしれませんが、、、
細部に神は宿る！という感じです。
マニアのお客様は わかって頂ける と思います。
前からも見ていきましょう。
やはり、アームホールが難易度高いですね。
身幅が狭くなるので、、、
帯（ウエストベルト）も当然詰めております。
ボタンホール側を詰めます。
ボタンホールは専用ミシンでやり直しです。
※元のボタン穴はリペアで埋めております。
ボタンは外しておりません。
よって、ボタン裏555 刻印も残っています。
ステッチワークもイエローとオレンジのコンビだったので
同様に再現しております。
最後に裏側からもご覧ください。
チェーンステッチにて、オリジナル同様に再構築しております！
苦労してビンテージの専用ミシンを揃えた甲斐があります、、、
以上でございます。
レア化した バレンシア復刻の1ｓｔジャケット
W48インチ ビッグサイズ
Tバックにカスタマイズにて
リアルビンテージ仕様 となりました。
まさに 激レア！
作業中もドキドキ、、、
出来上がった姿を見た時には
感動を覚えました！
工賃の案内をします。
506XX 1ｓｔ型ジャケット
Tバック仕様 カスタマイズ 30000円
※全体的に 1インチ位 小さくなります。
シンチ金具 スライドバックルに交換 5000円
合計 35000円（別途送料）となります。
納品後、喜びのメールを頂きました。
↓
受け取りました。
最高の仕上がりに感動しております。
憧れのTバック眺めながら晩酌最高です♪
本当にありがとうございました。
満足されているようで、私も嬉しいです！
オーダーお待ちしております。
SDGsの目標12 作る責任 使う責任
デニム(綿100％）は直し続けると、一生使えますよ！
人生の相棒にデニム（綿100％）という選択を、、、
※ポリエステル混紡のストレッチデニムは例外です。
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