リーバイス646 66ビッグE 1973年5月製? 8番工場 デッドストックをリサイズした作品 約2年穿き込み

ジーンズリペア&リメイク hands-onの裏ブログへようこそ。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

今回紹介するのはこちらです。

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タイトルにリーバイス646 と書いていますが

シルエットが全然違いますよね、、、

こちらは私物ジーンズの紹介です。

リーバイス646 ビッグサイズ デッドストックを

全部解体してリサイズとシルエット変更した作品になります。

(縫製仕様も自分好みに変更しております)

自分サイズのビンテージジーンズを

デッドストックから穿き込みしたいという願いが叶いました!

完全オリジナルではありませんが、色落ちは十分に楽しめますよ。

穿き込み期間は約2年です。

洗濯回数は???

2週間に1回位でしょうか、、、

仕事でガンガン穿いているので

ホコリまみれになります。

デッドストックのジーンズだから大切に穿く とかそんな感覚じゃないです。

解体リサイズして完全オリジナルの価値は失っているので

まあ気楽なもんです。

スレキは新たに制作しましたが

オリジナルのスレキプリント部分をカットして貼り付けております。

後でタブの画像が出てきますが

オレンジタブ ビッグE 均等V になっております。

トップボタン裏は8(8番工場)

赤線部分 5308 ここに注目します。

月=5 年=3 工場=08 のような気がします、、、(多分)

勝手な予想ですが、、、1973年5月 8番工場 だと思います。

501がビッグEからスモールeに切り替わった時期よりも

他品番が切り替わった時期は 遅かった と予想しております。

裏ブログのカテゴリーは501を基準にしておりますので

他品番はこれに当てはまらない場合もあります。

それでは色落ちのアップいきます。

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フロントのヒゲはボチボチ出ました。

しかし、ヒゲ落ちさせるとか意識していません、、、苦笑

ライフスタイルに沿った自然な色落ちになればそれで満足です。

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前立てのアタリが強烈です。

ジッパーフライ特有のアタリが出ました。

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コインポケットは別生地を使っています。

(オリジナルの646にコインポケットはありません)

今回はポケット端を耳(セルビッチ)使いにしています。

リベット表は 501ビッグEのビンテージパーツ から再利用しました。

作った当時はYKKの既製品に交換しましたが

リベット表再利用の技術をマスターしたので

後で、ビンテージパーツに戻しました。

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左右の太ももの色落ちです。

左ひざを床につく という癖が色落ちに表れています。

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アップで見ていきましょう。

同年代の501のような わかりやすい縦落ちはしていません。

縦糸のムラ感は少ないです。

フラットな印象です。

オレンジタブ専用のデニム特有の色落ちかもしれませんね。

アウトシームは脇割り(耳ではない)なので

明確なアタリは出ませんでした。

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左右のスソです。

ブリブリのパッカリングが出ました!(喜)

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もちろんチェーンステッチ仕上げなのですが(綿糸)

あの有名なユニオンスペシャル43200G(スソ上げ専用機)を使っていません。

当時はまだユニオン432を持っていませんでした、、、涙

よってブラザーのチェーンステッチミシンを使いました。

(これもけっこう古いのですが、、、1970年代?)

手でウネリを出しながら、気合と根性で縫っています、、、汗笑

ミシンの設定も色々と研究しました。

結論から言うと、ユニオン432じゃなくても

このようなスソのアタリは出せます。

でも、手作業なのでかなり大変です。

今はユニオン432の自動ウネリで楽しています、、、

(自然にウネリが出るようなミシン構造になっているからです)

ビンテージブーム以前(1980年代)はユニオン432特有のウネリが

美しくないとされていて、メーカーからクレーム対象だったそうです。

なので当時のミシン屋さんは、

ウネリが出ないように工場のユニオン432をカスタムをしていたそうです。

(1980年代のジーンズは新品でシングルステッチ仕上げが多いかも?)

なので当時工場では ユニオン432は駄作だ(綺麗に縫えない)という扱いで

中古はかなり安値で取引されていたそうです。

(1台5万円で買ったという人を知っています)

話がそれてスミマセン、、、

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お尻周りを見ていきましょう。

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XX仕様で縫ったので、オール綿糸の縫製です。

節々にパッカリングが出ています。

ベルトループも中央にアタリが出ていますね。

自然な中盛りになっているようです。

(マニアが好む部分)

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お約束?

隠しリベット上が擦り切れています。

そして、タブがくるっと丸まっています。

(マニアが好む部分)

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Vの幅が左右均等(通称 均等V)

なので、レーヨン素材?

ポリエステル素材だともっとツヤがあるような、、、

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ヒザ裏からスソに向かってです。

ヒザ裏のヒゲも意識していませんが

自然にちょっとだけ出ましたね。

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右足のサイド部分がピンポイントで色落ちしています。

これはミシンの押さえを上げるレバーの擦れです。

ミシン仕事でジーンズを穿くとこのようになります。

あと、この部分はけっこう縦落ちしています。

この自然な感じが気に入りました。

以上です。

オレンジタブのビッグEをデッドストックから穿き込みは

初めてだったので、嬉しかったです。

これからもガンガン穿き続けていきます。

では!

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

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