リーバイス 506XX(1st型)ビンテージ Gジャン カフスの解体リペア(全面補強) ボタン両面再利用

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

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今回紹介するのは、こちらです。

いきなり解体画像で、申し訳ございません。

Gジャンのソデ先 カフスのリペアを紹介します!

カフスの先端がボロボロに破れて、生地が欠損しているのがわかると思います。

こうなると、要解体リペアです。

こちらのGジャンですが、、、

リーバイス506XX(通称1stジャケット)

ビンテージ品です。

リベット刻印が中央寄りなので、、、1940年代物になります。

とても貴重な物なので、取り扱いも緊張しますね、、、汗

カフス生地 全体がボロボロだったので、、、汗

このように 全面補強を行います。

部分的に直しても、周囲がリペア強度に耐えきれないからです。

中央のガッポリ穴は近い色のデニム生地を移植しました。

ガッポリ穴の場合は、糸の縫い込みリペアだと部分的に硬くなり過ぎます。

相当な縫い込みが必要だからです、、、汗

なので、近い色落ちの生地移植が良いという判断をしました。

生地移植だと、糸の縫い込みを最小限に抑える事が出来ます。

(裏側の画像をみると、リペアステッチの縫い込み加減がわかります)

※リペアの当て布(リペア方法)はダメージ状況によって、ケースバイケースです。

それでは、出来上がりがこのようになりました!

ボタンホールは専用ミシンで縫い直しております。

ドイツ製 デュルコップ社のビンテージミシンを使っております。

ボタン裏はオリジナルを再利用取り付けしております。

ボタン裏は外す際に、内部が壊れてしまいます、、、涙

壊れたボタン裏の内部を元通りにリペアしてから

付け直しております。

※ボタン裏のリペア方法は企業秘密です。

試行錯誤を何年も繰り返して、やっと成功しました。

ボタン表は以前から再利用に成功しておりました。

なので、もちろん再利用しております。

506XX(1stジャケット)のソデ縫いは難易度が高いです。

何とか、元通りに再構築出来ました!

※ここまで使い込まれたデニム生地は

ヘロヘロに伸びていて、型崩れしております。

なので、元の正しい形状に戻すのが難しいです。

そこは、長年の経験と勘に頼るものだと思っております。

頭でわかっているだけでは、上手く行かないかと、、、

以上になります。

今回の工賃は、、、

左ソデ先カフス 解体リペア 全面補強 12000円

※特殊技術料込み

ボタン両面再利用取り付け 3000円

(ボタン表再利用のみは無料サービス)

合計15000円(別途送料)となります。

納品後、喜びのメールを頂きました!

ほっと一安心です。

夏場になると、Gジャンのリペア依頼が増えますね!

(秋頃の着用に向けて、今から準備されております)

オーダーお待ちしております。

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

(BASE検索 hands-on-jeans)

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