こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。
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今回紹介するのは、こちらです。
(画像は全てリペア後になります)
ユーズド加工+ダメージ加工ジーンズです!
ブログがマニアック路線に走ってしまっているので、、、汗
日常業務のリペアを紹介したいと思います。
Hide and Seek というブランドのジーンズです。
破れ穴はダメージ加工によるものです。
ダメージ加工の場合、生地周辺の補強はあまり必要ないと思いますが、、、
今回の依頼品はかなり洗い加工(ブリーチ加工)が強いので
生地が弱っていましたね、、、
ジーンズの加工物が好きなお客様には
豆知識として伝えておきたいですが、、、
加工してある生地でジーンズを作っている訳ではありません。
新品のゴツイ生地で作ったジーンズを、、、
ジーンズの形状のまま加工しています。
製品二次加工というやり方です。
今回の依頼品の場合だと
①ブリーチ剤を使ったロングウォッシュ加工で色を極限まで淡くしております。
②ダメージ加工にて、破れ穴を演出的に作っております。
③最後に汚れ感を出す為に、オーバーダイ(染め洗い)も行っています。
という感じで、リアルな中古加工を追求するには
リアルに近い、生地への負担とダメージを与えております。
なので、穿いた瞬間から 古着のような感覚を味わえるのです。
ご理解の程、よろしくお願いします。
今回、依頼されたお客様は
当店に来店されたので、このようなご説明をリペア前に行っております。
よって、ダメージ加工のリペア+全面補強が必要です。
破れ穴のみを直しても、着用後に 破れ穴の周辺からまた破れてきます、、、汗
それを踏まえて、裏側を見ていきましょう!
こんな感じです。
太ももの生地が弱い部分を広範囲に補強しております。
ダメージ加工穴の部分は 二重の当て布にしております。
これで強度もバッチリです!
再び、表から見ていきましょう。
ダメージ加工の穴は雰囲気を壊さないように、リペアしております。
縫い込みが少ない方が、ダメージ加工の雰囲気も良いと思います。
アップでどうぞ!
こんな感じに仕上がっております。
穴の部分が二重布になっていますので、この程度の縫い込みで良いです!
当て布の厚み+縫い込みの量 という二つのバランス調整が必要です。
以上になります。
ダメージ加工ジーンズも 破れたままは嫌だな、、、汗
という方も多いと思います。
でも、ダメージ加工の雰囲気は残したいし、、、
そんなお客様からのオーダーでした。
今回の工賃は 10000円(別途送料)でした。
オーダーお待ちしております
・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。
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