リーバイス大戦モデル復刻 TバックGジャン 1900年代初頭のアンティークリベットを移植! 鉄製Sカン月桂樹ボタンカスタム

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

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今回紹介するのはこちらです!

アンティークリベット!

こちらはお客様の持ち込み品になります。

(当店では在庫しておりません、、、)

ビンテージじゃなくて、アンティークと書いたのには理由があります。

今から100年以上前の品だと思います、、、驚

マニアの方ならわかると思いますが、、、

リベットの頭が潰れていて、えくぼがあります。

この仕様は1900年代初頭のリーバイスに見られるディテールです。

1922年モデルと呼ばれる501XXでは

このようにリベット先端が潰れていません。

なので1922年以前だと思います。

※リベット刻印Co(小文字o)は戦前に使われたタイプです。

お宝アイテムが依頼されました、、、汗

このリベットを両面再利用して、リーバイスの復刻版に移植して欲しい!

という案件でした。

こんな事、今までにやったことがありません。

成功するか、わかりません。

そのようにお客様にお伝えしました。

それでも良いので、やって欲しい!

という、熱いメッセージを頂きまして

お受けする事にしました。

万が一、失敗してもこちらは 責任が取れません と

事前にお伝えしました。

今までの経験から言うと、、、

1940年代、50年代のビンテージリベットの両面再利用取り付けには成功しています。

リベットの基本構造が同じであれば、成功出来るという確信はありました。

しかし、1900年初頭の物です。

ハンドメイド的なリベットだと思いました。

元々の個体差があると思います。

(形がいびつですよね、、、涙)

そこが、今回の作業ポイントかと、、、

再利用出来るものと、出来ない物がありそうな予感、、、

色々と試行錯誤をしました。

やはり、個体差がありまして、、、汗

両面再利用出来そうだったのは8個でした。

このような感じで、再利用の準備をしました。

※この画像をみるとわかりますが、リベット裏はかなりの個体差がありますよね。

何だか、形もいびつだし、、、汗

こちらの大戦モデル復刻のGジャンの場合

リベットは6個付きます。

よって、2個までならば 失敗が出来ます。

ちょっとだけ、心に余裕を感じながらも、、、

ドキドキしながら作業を行いました!

そして、、、

打ち込んだのが、こちらになります。

何とか 6個全て成功しました!

※シンチ金具もお客様の持ち込み品に交換しております。

こちらも当時のビンテージ品でした、、、マニアック!

アップでどうぞ!

胸ポケット部分

シンチバック部分

ソデのスリット部分

もちろん、裏側の再利用取り付けにも成功しています。

やりました!

嬉しいというよりも、、、

ほっとしました、、、苦笑

我ながら、こんな事が出来るんだ!

という驚きもありましたね。

今回の依頼品を見て頂けると、わかると思いますが

リベット突起の潰れた感じは再現していません。

お客様から、そこは大戦モデルの雰囲気が良いと言われました。

リベットの両面再利用取り付けは かなり難易度が高いです。

手間暇が半端じゃないです、、、汗

リベットを解体

★リベットを復元

リベットを打ち込みです。

一番の手間なのは ★リベットを復元 です!

復元した リベット内部 の画像はお見せ出来ません。

(そこに企業秘密があります)

お見せできないのですが、リベット内部を元通りに復元しております。

金属パーツを外すと、変形しています。

変形したまま再利用はしません。

それは強度的に、問題があると思います。

なので、かなり手間なのですが金属を復元しています。

よって、 工賃が高くなる と思いますが、どうかご理解ください。

注意事項、、、

リーバイスのビンテージリベットで 裏側がアルミ素材 のタイプは

再利用が出来ておりません、、、涙

1960年代 501XXギャラ無しモデル 以降に採用されております。

1970年代 ビッグE 66モデル

1980年代 赤耳モデル

こちらは全て リベット裏がアルミ素材になっています。

現在、再利用取り付けに向けて 研究中でございます。

こちらの再利用取り付けも問い合わせが多いのですが

現状は新品交換となっております。

いつの日か、こちらも再利用取り付けしたい!という気持ちがあるので

もうしばらくお待ちください。

※劣化したアルミの強度がかなり弱いので、それを元通りの強度に戻す

という難題があります、、、涙

こちらのGジャンですが、、、

ボタンは 鉄製Sカン月桂樹ボタンに交換しております。

(裏側はドーム状です)

今回のブログでは、アンティークリベットの再利用取り付けをメインに書いたので

軽く紹介しておきますね、、、

という訳で

今回の工賃ですが、、、

・アンティークリベット両面再利用(持ち込み品)取り付け成功 3000円×6個

※成功した個数の工賃を請求します。

・ビンテージシンチ金具(持ち込み品)取り付け 1500円

・鉄製Sカン月桂樹ボタン(当店在庫品)取り付け 1000円×6個

※裏側はドーム状です。

合計25500円(別途送料)

納品後、喜びのメールを頂きました、、、本当にほっと一安心です。

こんなマニアックなご依頼はもう無いと思いますが、、、苦笑

当店の技術を紹介したかったので、ブログに書かせて頂きました。

オーダーお待ちしております。

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

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