リーバイス S506XXE 大戦モデルGジャン Tバック 限定復刻506着 全解体して仕立て直しました! 鉄製の月桂樹ボタンについて説明

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

※年始の営業開始は1/4(月)です。

今回紹介するのは、昨年の依頼品で一番印象深かった物です。

依頼があった時は、本当に驚きました。

デニムマニアさまであれば、知っていると思われる。

超レアな一品が入荷しました。

リーバイス S506XX 大戦モデル 復刻のGジャン???

S506XXE サイズ46インチ、、、

限定506着のあれ???

まさか、、、

そのまさか!

Tバック仕様の 大戦モデル 復刻です。

こちらの依頼品は完成後の画像になります。

何を行っているのかと言うと、、、

全部解体して、オールイエロー綿糸(一部例外あり)にて仕立て直してあります。

簡単に書いていますが、めっちゃ面倒な作業です。

服作りにおいて、各パーツを作るには 裁断 した方が何倍も速いからです。

ステッチを全て解いて(生地を傷つけないように気を付けながら、、、超貴重なお品です)

ボタン、リベット、シンチ等の金属パーツも全て外しています。

解体時の動画をインスタグラムに投稿しておりました。

良かったら、ご確認ください。

https://www.instagram.com/p/CHyoy0pD4eV/?utm_source=ig_web_copy_link

そして、仕立て直しのステッチワークも

当時のビンテージを再現して欲しいと頼まれました。

今までの経験+当時の資料をじっくりと見ながら、、、

とても悩ましい作業でした、、、汗

それでは出来上がりのディテールを見ていきましょう!

フロントのBOXステッチです。

左右で高さを変えております。

BOXステッチの大きさも微妙に違いを出しております。

アップです。

BOXステッチの重なり位置なども 当時の資料を参考にしてみました。

胸ポケットの微妙に曲がった縫製。

感覚的にいびつに、、、

やり過ぎはわざとらしい、、、

なるべく自然に、、、

赤タブの位置は下げてみました。

ビンテージは個体差が大きいです。

色んな場所にあります。

当時は適当だったのでしょう、、、

リベット表は無地に変更

鉄製の銅メッキを採用しております。

ボタンは鉄製の月桂樹ボタンに変更しました。

中心がS字のワイヤーになっています(通称Sカン)

これはお客様がどうしても欲しいという事で、、、

この1着の為に、大量にオーダーしました、、、汗

メーカー注文なので、少量だと購入出来ません、、、涙

(最後にこのボタンは説明しますね)

ボタン裏はもちろん 鉄製のドーム状 です。

ステッチワークもマニアックにこだわってみました!

ソデ先もイエロー綿糸、月桂樹ボタン、鉄製の銅メッキリベットに交換です!

ここが今回、一番のマニアックポイントかもしれません。

リベット裏 オリジナルを再利用取り付けです。

これはかなりの技術を必要とします。

※やり方は企業秘密

当時の大戦モデルもリベット裏だけは

メーカーの刻印が入っていました。

どこまでも 妥協なきこだわりです、、、汗

細かい部分のステッチワークも

あえて、雑さを再現しています。

雑さ=下手くそではありません。

雑さを出しながらも、製品のクオリティーを保つように心がけます。

さじ加減が難しい物作りです、、、汗

もう一度、背中を見ていきましょう!

このGジャンの特徴的なTバック部分。

綿糸で縫い直したので、洗い込むとギュッと縮んで

パッカリングが出ると思いますよ!

今回の制作には 当店のビンテージミシン

ユニオンスペシャル社 シンガー社 の物を使っています。

ビンテージミシンは糸締まりが強く、綿糸がギュッと食い込みます。

これは洗い込んでみて、違いが出る部分かと思いますが、、、

パッチ位置は少し下げてみました。

ステッチワークも当時の資料を参考にしてみました。

シンチバックです。

SOLIDEの鉄製です。

メッキ加工されていて、ピカピカですが、磁石に反応します!

これも少し在庫を持ちました。

リベット裏は全てオリジナルを再利用取り付けです。

裏からの画像がこれしかありませんが、、、

もちろん、チェーンステッチを再現しております。

このジャケットを持っているだけで

かなりのマニアだと思われますが、、、

更に、そこからのカスタマイズ。

世の中、ここまで こだわる人がいるのですね、、、凄いです!

今回の工賃を案内しておきます。

大戦モデルのGジャン

全解体→イエロー綿糸(一部例外あり)で仕立て直し 50000円

※ステッチワークは当時のビンテージ仕様(ブレの感覚はお任せ)

リベット表 鉄製の銅メッキに変更 500円×6個=3000円

リベット裏 オリジナル再利用取り付け 3000円×6個=18000円

ボタン 鉄製の月桂樹ボタン(Sカン仕様)ボタン裏はドーム状 1000円×6個=6000円

シンチバック SOLIDEの鉄製に交換 3000円

合計 80000円(別途送料)

納品後、喜びのメールを頂きました!

ほっと一安心です。

早速洗って、仕事でガンガン着用されるそうです。

いやー、、、参りました。

では、最後に鉄製の月桂樹ボタンについてです。

今回、新たに在庫を持ったので

当店にある 鉄製の月桂樹ボタンが3種類になりました。

紹介しておきます。

A(左) デッドストック品(残りわずか)

支柱が銅製で 貫通タイプです。

B(中央)当店オリジナルボタン(在庫あり)

支柱が鉄製で 貫通タイプです。

C(右) 今回購入した中央Sカン仕様(在庫あり)

支柱が鉄製で 内部がS字ワイヤー(Sカン)になっています。

現在、この3種類から選ぶ事が出来ます。

交換の工賃は1セット1000円(裏は鉄製ドーム状の依頼が多い)です。

※当店に発送依頼の場合は 最低工賃3000円です。

まとめてのご依頼だと助かります。

冬場はGジャンのボタン、リベット、シンチバック 交換の依頼が多いです!

(特に大戦モデル 復刻、レプリカ)

金属パーツ交換のみの場合は 納期は入荷から1週間位です。

※年始の営業開始は1/4(月)です。

今回の様に、リベット裏再利用取り付けの場合は、、、

通常納期2ヶ月となります。

(めっちゃ手間な作業があります)

今回のGジャンは本当に凄かったです、、、汗

色んな意味で、スペシャルでした。

私のリペア&リメイク経験でも、忘れられない一品となりました。

それでは、、、

本年も宜しくお願い致します!

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

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