リーバイス501XX 復刻 1937年モデル 前後股の解体リペア、左右後ろポケットの全面補強リペア

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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今回紹介するのはこちらです。

前回のブログに引き続き、、、

股の激しいダメージ穴です、、、汗

こうなってしまうと、そのままリペアでは無理です。

要解体リペアとなります。

この大穴をどうやって直すべきか、悩ましいです。

左右後ろポケットもダメージ穴がありました。

こちらも解体して、全面補強リペアを行います。

パッチでわかると思いますが、、、

こちらは501XXc(旧201XX)です。

1990年代のリーバイス復刻シリーズで

1937年モデルとして販売されていましたね!

これも長い事、タンスで眠っていたのでは?

なんて、想像しています。

青春時代を一緒に過ごしたジーンズは ボロボロ になっても

捨てれなくて、保管されている方が多いと思います。

今回は、想い出と共に、復活させたいと思います。

それでは、出来上がりがこちらになります!

今回は大穴のリペアに古着デニムを使ってみました。

股の部分は しなやかさを維持 したいので

シャツに使う、薄手デニムにしています。

通常の当て布は 薄手の生成り生地 ですが

それをこの部分に使うと、かなり目立ちますよね、、、汗

ヒザ穴とかだったら、目立っても そこがデザイン っぽくなって

問題ないかと思います。

しかし、今回はお尻の中心だったので

なるべく周囲に馴染む生地を選択しました。

※ジーンズ用の古着デニムだと、もっと近い色落ちの物がありましたが

それだと、厚手なので股のリペア布には向かないとの判断です。

色々と悩ましい判断のリペアでした。

解体リペアなので、縫い代も綺麗に直しております。

ちょっとアップ過ぎかも、、、汗

この角度からもどうぞ!

縫い代の立体感を保っています。

1937年モデルなので、股リベット付きでした。

股リベットを外すか、悩みましたが、、、

(依頼主様は外してもOKとの事でした)

今回は、外さなくても大丈夫でした!

工夫をして、ギリギリまで縫い込みました。

裏から見ると、このようになっております。

広範囲に補強を行っております。

前股部分も上まで補強を行っております。

持ち出しの先端が尖っていまして、生地に穴を空けます。

ジーンズ特有のダメージ穴かもしれません。

ここも丁寧に解体リペアを行っています。

左右後ろポケットは全面補強リペアとなっております。

財布や携帯(スマホ)を入れると、全面が弱くなります。

この部分の穴埋めには、通常の古着デニムを移植しました。

ここは穿き心地よりも、強度重視です。

ダメージの原因が硬い物だからです。

しなやかに直すと、また擦れて破れてしまいます、、、涙

内部はこんな感じです。

後ポケットはガンガン使ってください!

XXモデルの特徴である、隠しリベットは外しません!

マニアさんにとって、重要なディテールは残します!

以上になります。

今回の工賃は

・前後 左右 股の解体リペア

・お尻のダメージ穴大 などなど、合わせて 15000円

・左右後ろポケットの全面補強リペア 8000円

合計23000円(別途送料)となります。

納品後、喜びのメールを頂きました!

ほっと一安心です。

股のダメージ穴は激しくても、解体リペアだったら綺麗に直せます。

オーダーお待ちしております。

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

(BASE検索 hands-on-jeans)

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