アンティークジーンズ3部作をリニューアルしました! Lot1908モデルとします。

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

インスタグラム投稿の際は ハッシュタグ ♯handsondenim をお願い致します。

今回紹介するのはこちらです。

タイトルにある通りなのですが、、、

今まで 1本受注生産していた

アンティーク ジーンズ3部作をリニューアルしました!

1st 2nd 3rd(同じ型で生地違いジーンズでした)だったのを一度廃盤にします。

そして 今回も同じ型を使って、制作しました。

新しい Lotですが、、、1908モデルです。

このジーンズを見て頂くとわかると思いますが、、、

1900年初頭の501XXを再現したモデルになります。

ここまで古いアンティークモデルなので、何年に製造されたモデル

というのは断言しにくいです。

では、なぜ1908モデルなのでしょうか?

これにはジーンズを誕生させた

歴史的なある人物の紹介が必要です。

ジェイコブ・デイビス Jacob W. Davis です!

ジーンズを誕生させたのはリーバイ・ストラウスじゃないの?

という声が聞こえてきそうですが、、、汗

ジーンズの原点となる、、、作業着のポケットにリベット留めを使う

というのを考案したのは

1870年頃 仕立屋をやっていた ジェイコブ・デイビスです。

(当時、生地を供給していたのがリーバイ・ストラウス社です)

ジーンズの歴史に詳しい方はご存知の 歴史的発明 をした方です。

そのジェイコブ・デイビスが亡くなったのが、、、1908年です。

その1908年を記念したLotにしてみました。

ちなみに、仕立屋だったジェイコブ・デイビスはリーバイス社の工場長として働き

その生涯を終えます。

そのような生き方をした ジェイコブ・デイビスを心から尊敬します。

これがLot1908に込められた想いです。

宜しくお願い致します。

それでは、、、リニューアル制作をした1908モデルの説明をしていきます。

アウトシームには白耳のセルビッチデニムを採用しています。

今回の生地ですが

天然藍100%のロープ染色デニムを採用しています。

(当時のジーンズが同じく天然藍100%の染色だった)

これは、3rdモデルにも採用していましたね。

しかし、こちらは 12オンス デニムとなっています。

3rdモデルでは初期バージョンのみが12オンスで

その後はずっと14オンスを採用していました。

(12オンスがすぐに生産終了したので14オンスに切り替えました)

3rdモデルの初期バージョン(12オンス)を私が 2年程穿き込んだ例 をブログにて紹介しております。

こちらをクリック

この12オンス生地なのですが、、、限定生産です。

生地在庫があるうちに、オーダーがあれば作ろうと考えました。

宜しくお願い致します。

基本的な作りは3rdモデルと変わりません。

今回はリジッド(生)で販売しようと思います。

ワンウォッシュも可能ですが、オプションサービス(+1000円)にします。

※この画像の物はリジッド(生)です。

アンティークジーンズの証と言える、、、

1本針 オールシングルステッチのマイクロピッチ使いです。

大量生産が出来ない、職人が一人で制作する手間のかかる1本となっています。

ウエスト部分にサスペンダーボタンが付きます。

リベットは手作業にて叩き込まれた、頭が潰れている仕様となっています。

非常に手間のかかる作業を行っています。

ベルトループとサスペンダーボタンが共存しています。

当時はベルトをする習慣が無かった時代です。

サスペンダーで吊って穿いていました。

しかし、現代ではベルトで絞めるのが常識となっています。

現代の穿き方に対応出来るように、ベルトループも追加しました。

※ベルトループは後付けというストーリーなので、身頃と別生地を使っています。

ここはお客様の好みで選べるようにしておきます。

A サスペンダーボタンのみ(ベルトループ無し)

B ベルトループのみ(サスペンダーボタン無し)

C サスペンダーボタンとベルトループ両方有り

もちろんボタンフライ仕様です。

3rdモデルではフライ(小)ボタンの数が4つでしたが、3つに変更しました。

これは当時の資料を参考にさせて頂きました。

やはり数が少ない方が、アンティーク感が出ますね。

トップボタン、フライボタンは3rdモデルのままにしています。

センターが凹んだトップボタン

ブルズアイ型のフライボタン

両方とも、当時の資料を参考にして選びました。

お尻周りの紹介をします。

後ろポケットは剝き出しのリベット仕様です。

シンチバック(尾錠)は帯上にセットしました。

これが当時のオリジナル位置となります。

しかし、ベルトを締めるとシンチバック(尾錠)が邪魔になってしまいます。

旧タイプの3rdモデルではバックヨーク位置にセットする事によって

それを回避していました。

よって、ここもお客様の好みによって選べるようにします。

D シンチバック(尾錠)は帯上にセット(当時の位置)

E シンチバック(尾錠)はバックヨークにセット(3rdモデルの位置)

シンチバック(尾錠)の金具は鉄製の針仕様となっています。

針仕様は危ないのですが、やはり当時のオリジナルもそうなっているので

人気があります。

気を付けて、ご利用ください。

マニア向けなジーンズです。

針に関する事は自己責任でお願い致します。

バックセンターの縫い合わせも1本針のシングルステッチ縫製です。

非常に難易度が高い縫い合わせとなっています。

(現代的な二本針の巻き縫いミシンは使っていません)

裏側を見るとよくわかります。

腰帯も同じく、1本針のシングルステッチ縫製です。

(現代的な帯縫いミシンを使っていません)

非常に手間な作りを再現しています。

これを工場にお願いしても、断られる事でしょう、、、汗

ポケットスレキ(袋布)は通常のコットンスレキを採用しました。

こちらは3rdモデルから変更していません。

帯裏(革パッチの裏)にハンズオンのブランドネームを付けてみました。

最後に、、、

裏側はオーバーロックの処理を行いました。

3rdモデルでは オーバーロック無しの 切りっ放し も受けていましたが、、、

このオーダーは少なかったです、、、汗

私の資料によると、、、1906年頃からオーバーロックの採用が始まったようです。

以上になります。

お値段とサイズ展開、今後のオーダー方法などは

次回のブログで書きますね!

今回は アンティークジーンズ3部作をリニューアルした

1908モデルのディテール紹介でした。

では!

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加