こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。
※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。
前回ブログの続きです。
502XX(501XXのビッグサイズ) 1947モデルのビンテージ
デッドストックからの穿き込みジーンズ
このジーンズの色落ちを見ながらある事に気が付きました。
独特の青さです。
まるで天然藍を使っているような青さなのです。
※藍=インディゴです。
天然藍のロープ染色といえば、、、
ハンズオンオリジナル 3rdモデル で採用しています。
旧ブログで 3rdモデルに採用した天然藍のロープ染色について書いています。
大昔、1900年頃のジーンズは天然藍で染めていたとの事です。
それでは1947年頃はどうだったのでしょう?
そうゆう資料は無いので、現物を見て調査するしかありません。
左がXXビンテージ1947モデル 右がハンズオン3rdモデル
ハンズオン3rdモデルはワンウォッシュの試着見本です。
穿き込みしていません。
この距離で見ると ハンズオン3rdの方が青く見えます。
天然藍100%のロープ染色です。
デニムの撮影は非常に難しいです。
独特の色目がなかなか伝わらないです。
並べてみた時の私の直観的な感想を書きます。
XX47モデルビンテージの色は天然藍独特の青さを持っているが
合成インディゴのような染まりの良い黒っぽさもあります。
そして、微妙な赤味も感じます。
ハンズオン3rdの天然藍100%のロープ染色はわかりやすい青さです。
青さの中に微妙な赤味も感じ取れます。
他にも画像を撮ったので見てみましょう。
ひざ裏からスソ部分。
左がXX47モデル 右がハンズオン3rd
アップです。
いかかでしょうか?
左のXX47モデル 天然藍独特の青さを感じませんか?
でも天然藍100%までの青さじゃない。
天然藍と合成インディゴを混ぜていたとか?
そんな事が出来るのか?
作業効率を考えると、合成インディゴが染まりが良いので
大量生産向きです。
合理的な物作りのアメリカです。
そうなるのは自然な流れだと思います。
この仮説を検証するには
生地屋さんの協力が必要です。
これからそうゆう勉強もやっていこうと思います。
(生地屋の知り合いに色々と教えてもらうしかないのですが、、、)
まだ物作りの段階ではありませんが
今回のXX47モデルビンテージの色落ち検証で得た物はありました。
また時間のある時に掘り下げていきたいと思います。
では!