リーバイス502XX(501XXのビッグサイズ)1947年頃のビンテージ デッドストックを完全解体リサイズ後に穿き込み 色落ち研究

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

新カテゴリーです!

ビンテージデニムの色落ち研究 としました。

このカテゴリーで行うのは、、、

ビンテージデニムを色の濃い状態から穿き込んだ!

というレアな事をされている案件を扱って行こうと思います。

当店では過去にビンテージジーンズの超ビッグサイズを

完全解体リサイズしてきた経験があります。

しかも超レアな デッドストックからの完全解体リサイズもやってきました。

ビンテージデニムのデッドストックからの穿き込み、、、

デニム愛好家ならその経緯を是非とも見てみたいのでは?と思いました。

そして、そこから現代の新しい物作りのヒントが得られるのでは?

という考えもあります。

色々とこれから追求したい課題も含めて、報告出来ればと思っています。

また、依頼主さまからも ビンテージジーンズの研究材料に使って欲しいと

ありがたい声を頂いております(感謝)

前置きが長くなりましたが、、、

今回紹介するのはこちらです。

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リーバイス502XX(501XXのビッグサイズ)を完全解体リサイズした物です。

こちらの年代は 1947年頃の片面タブ という超レアな一品です。

シルエットは66前期からパターン制作しました(定番のストレート)

W33 L34 というゴールデンサイズになっています。

元はデッドストックでした。

こちらの制作日記は旧ブログで紹介しています。

ビフォー →こちらをクリック

解体&アフター →こちらをクリック

※アフターのリベットは既製品に交換しましたが、

その後 オリジナルリベット表を再利用して取り付けしました。

それではデッドストックからの穿き込レポートです。

よろしくお願いします。

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まだ全体的に色が濃いですね。

さすがにガンガン穿いていないそうです。

晴れの日を選んで穿くようにしていると言われていました。

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脇のサイドステッチ付近です。

少し色落ちが始まっています。

点と点がつながって縦落ちになりつつあります。

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アップです。

やはりランダムに縦落ちしています。

不均一です。

織りの技術が未発達だった当時の自然なムラ感でしょう。

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ヒザ部分です。

ここもピンポイントで色落ちが進行しています。

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ちょっとしわになっていますが、、、

(ヒザは伸びるのでしょうがないです)

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アップです。

やはり縦落ち感がランダムです。

縦筋が真っ直ぐに長く表れている部分と

短く途切れているいる部分があります。

自然な中に独特の強弱があるのがわかります。

これも狙っていた訳ではなく、自然の産物だと思います。

どうしてこのようにランダムで不均一になったのでしょう?

これからの研究課題です。

縦糸がムラ糸でそのムラ感だけなのでしょうか?

それだけでここまで極端に変化するのでしょうか?

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お尻の部分が色落ちしています。

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バックポケットです。

色落ちが始まっていますね。

アーキュエイトステッチが早速切れています。

この当時はオール綿糸縫製なので、

糸が劣化しやすく切れてしまいます。

※アーキュエイトステッチが切れるのは味だと思います。

切れたステッチ跡も私はカッコ良いと思います。

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アップで見ると生地のムラ感を感じる事が出来ますね。

隠しリベット上が色落ちしてアタリが出ています。

オリジナルビンテージの作りと同様に

ポケット端まで三つ折りで縫っています。

501XX仕様の国産レプリカジーンズでは

端まで三つ折り(生地三枚重ね)になっていない物が多いです。

よって、隠しリベット上の生地ダメージが出やすく

すぐに生地が破れてしまいます。

(国産レプリカジーンズを解体した経験からそのように言えます)

オリジナルビンテージジーンズを解体して

その作りを根本的にわかっていないと

この事には気づきません。

さすがリーバイス! だと感心してしまう部分でもあります。

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後ろポケット下も色落ちが始まっています。

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アップです。

縦落ちが始まる直前?

点々の色落ちが無数にあります。

これが線につながっていきます。

表現が難しいので感じてください。

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レザーパッチです。

当店でリペアしました。

裏に特殊素材で全面補強をしています。

外周ステッチが元よりも一回り小さくなっています。

リペア前がこちらの画像です。

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依頼主が生デニムをノリ抜き洗い後に

乾燥機 1時間 行ったそうです!

当時の革パッチは乾燥機に弱いです。

実際の古着ビンテージでも殆ど革パッチが残っていません。

それは戦後のアメリカで乾燥機が普及した事が原因だと思います。

それを実体験として、行われたのでしょうか?

※この画像もある意味貴重ですね、、、

デッドストックの501XX47モデルを洗って乾燥機にかけた人っていますか?

ちなみに、、、

501XXが乾燥機にも強い紙パッチを採用したのが1955年だと言われています。

(LVC501XX 1955モデルから紙パッチだからです、、、リーバイス社が認定する年です)

という事で、今回のレポートは終了したいと思います。

依頼主さま、遠方からのご来店本当にありがとうございました。

来店予定日は、実は先日の 西日本豪雨 に重なっていました、、、汗

九州からの来店だったので、新幹線のチケットが取れずにかなり苦労されていました。

来店キャンセルかも?

そんな中で当店にご来店して頂きました、、、本当に感謝!

(新幹線に乗れず、駅周辺のホテルで待機されていたとお聞きしました)

さて、今回のビンテージデニムの色落ちから

色々な情報を得る事が出来ました。

特に デニムの染め についてある事に気が付きました!

デジカメの画像ではちょっと伝わらないのですが、、、汗

それは次回のブログで報告したいと思います。

それでは新カテゴリーも頑張って更新しますので

よろしくお願いします。

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