新作ジーンズ S66(TP) HPサイズチャートの各サイズ 測定方法について

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。


・インスタグラム復活しました、、、
アカウントは hands.on.denim です。

https://www.instagram.com/hands.on.denim/?hl=ja

今回はHPのサイズチャート表に従って、測定方法を説明したいと思います。

サイズチャート表に出しているのは

・ウエスト

・ワタリ幅

・前股上

・後ろ股上

・スソ幅

この5項目になります。

※ヒザ幅というのもありますが、、、ヒザ位置は身長によってかなり誤差があります。

なので、ヒザ幅は無しにしております。

測定方法は各メーカーで違います。

詳しく書くと、各工場、各個人、みんなそれぞれに違います。

洋服の採寸において、はっきりとした基準がないのです。

なので、今回はハンズオン流の採寸方法を説明したいと思います。

今回、採寸の対象にしたのは、、、

プロトタイプ(試作品)で作ったW34インチのジーンズです。

現在、私が穿き込みをしています。

このプロトタイプというのは各サイズは予想値で作られています。

このジーンズを洗ってみて、縮みが発生します。

その予測値と実寸の差が出ます。

そして、パターン修正という作業があります。

(予想値と実寸の誤差を無くす作業)

そうゆう訳で、プロトタイプはパターン修正前に作った物です。

狙った数値になっていない部分があるので、ご理解の程よろしくお願いします。

それではまずは、、、

ウエストサイズの測定です。

RIMG0019

ウエストサイズを正確に測定するには、、、

このように一周ぐるりとメジャーを沿わせながら、回していかないといけません。

私は帯の中心をぐるりと回していきます。

このように、ウエストを裏返しにすると良いです。

ボタンやジッパーはすべてきちんと閉めてください。

RIMG0020

スタート部分をテープで止めてみました。

帯部分を引っ張らないように慎重に1周測定します。

RIMG0021

結果がわかりやすいように、ちょっとずらしてみました。

RIMG0022

測定結果、、、85センチでした。

W34インチは86センチです。

狙いよりも-1センチです、、、まあよくある事です。

これはパターン修正をしないといけない。

という事になります。

デニムは普通の生地と違って、縮率が大きい特殊な生地です。

この縮率を理解していないと、ジーンズ作りは非常に難しいです。

これは縮率何%の生地です。のような表現がありますが

単純計算でぴったり合うという世界ではありません。

プロトタイプ(試作品)を作って、

それを洗ってみてきちんと確認しないと

正確な寸法は出せないのです。

(縮みやすい部分、縮みにくい部分があります)

RIMG0023

こうゆう採寸方法もあります。

ウエストを平置きにして(前後の高さを揃える)

真っ直ぐに伸ばした長さを二倍にする という方法です。

これはデメリットがあります。

真っ直ぐに伸ばす際に、どれくらいの力で引っ張るか?

という個人差があります。

張り方によって1センチ位違います。

ウエストは縦生地使いなので、伸び縮みしやすいのです。

それを2倍にすると2センチの誤差が出てしまいます。

これだと正確なウエストを計測するのは難しいです。

RIMG0024

ちなみに、この方法でギューギューに伸ばして測ってみました。

(私のフルパワーで伸ばしてみました)

平置き42センチ位です。

二倍にすると84センチです。

1周ぐるりの測定よりも-1センチという結果です。

やはり誤差があります。

この方法は有名なのですが、誤差がある事をご理解ください。

よろしくお願いします。

※ご自身のヌード寸法を測っておくのも良いです。

ヘソの上でメジャーを1周回してみてください。

お腹を凹ませないように、楽な感じでウエストを測ってみてください。

ご自身の健康管理にもなります。

僕のようなアラフォーオヤジになると

体重は減っても、お腹はなかなかへこまないですからね、、、汗

追記します(6/14)

ジーンズを穿いた状態でお腹の上をヌードで測る方がより正確です。

ジーンズを穿く位置が人それぞれ違います。

その位置はへそよりも下だと思います。

RIMG0025

次にワタリ幅の測定をします。

この位置がハンズオン流になります。

内股の付け根を中心に畳みます。

重要ポイント、、、

平置きにする際に、お尻のしわをきちんと伸ばす事です。

そうしないとワタリが狭く測定されてしまいます。

しっかりと生地を伸ばしてください。

RIMG0026

測定開始部分は内股の付け根です。

股のカンヌキの中心からスタートします。

RIMG0027

このジーンズのワタリ幅は、、、32センチでした。

パターン上の予想は、、、32.5センチでした。

この部分もパターン修正しないといけませんね。

※パターンのデータ数値は0.1ミリ単位なんですよ。

パターン修正も非常に手間な作業だと思います。

RIMG0028

次に前股上の測定です。

ボタンを全て閉めます(ジッパーの場合も閉めます)

真っ直ぐにして測定します。

RIMG0029

スタート位置はこの部分です。

RIMG0030

帯上部分で測定します。

結果は、、、28.5センチでした。

パターン上の予想も28.5センチでした。

ここはピッタリ一致です。

RIMG0031

次に後ろ股上の測定をします。

ここも真っ直ぐに伸ばして測定します。

RIMG0032

スタートはこの部分です。

RIMG0033

帯上部分で測定します。

結果は、、、38センチでした。

パターン上の予測は38.5センチでした。

ここも修正しないといけませんね。

RIMG0034

次にスソ幅です。

このプロトタイプはテーパード加工を行っています。

18センチ幅を狙ってテーパード加工をしました。

RIMG0035

18センチよりもちょっと狭いです、、、汗

17.5センチという結果です。

これには理由があります。

テーパード加工の直後は18センチだったのが

洗濯をする事によって、スソ幅が狭くなりました。

スソを綿糸でチェーンステッチ仕上げしているから

縮みが発生します。

(縮まないと、独特のウネリが出ません)

RIMG0038

洗濯で縮んで、この雰囲気になります。

という訳で、、、

テーパード加工の際には洗って0.5センチ程狭くなります。

洗濯して18センチ狙いの場合は

18.5センチ上りにしないといけませんね。

RIMG0039

最後に股下寸法です。

これは非常に重要ポイントだと思います。

内股のインシームを真っ直ぐに伸ばして計測します。

(曲がったままだと正確に測れません)

RIMG0040

付け根のスタート位置はこの部分です。

前股のステッチ上がスタートになります。

RIMG0041

インシームに沿って計測します。

結果は、、、75.5センチです。

股下寸法はスソ上げに関わるので、非常に重要です。

距離も長いので、何度も計測して確認されることをお勧めします。

以上です!

気になる、予約開始(予約用HPの公開)の時期ですが、、、

来週の月曜(5/28)にしようかな?と考えております。

リペア納期が遅れないように、気を付けながら進行しないと、、、汗

よろしくお願いします。

では!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加