新作ジーンズ S66(TP)制作日記 見本がほぼ完成しました!ディテール説明

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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新作ジーンズ、、、ほぼ完成しました!

(パッチデザインがまだ出来上がっていません)

なので、今回は工場さんで作って頂いた見本を紹介しようと思います。

(数か所の修正も完了しました!)

ついでに細かいディテールも紹介しようと思いますので、よろしくお願いします。

(長いブログになると思いますが、頑張って書きます!)

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全体像がこちらになります。

サイズは W32インチ(81センチ) L82センチです。

リーバイス501 66後期 ビンテージから型抜きをしたシルエットです。

その理由については過去ブログで詳しく説明しております→こちらをクリック

こうして見ると、66モデル=細めという一般的な見解ではありませんね。

現代の細めはもっと細いです。

このシルエットは定番のストレートだと思います。

(当時の66モデルシルエットが好きな方はこのままで良いです)

しかし、当店でテーパード加工をされるお客様にとっては

まだ太いシルエットだと感じています、、、汗

なので、オプションでテーパード加工を格安にて付ける予定です。

こちらは過去ブログで詳しく紹介しています→こちらをクリック

※ブログの後半部分です。

よって品番は

オリジナルシルエットの S66

テーパードシルエットの S66TP

この二つになりました。

よろしくお願いします。

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現状のスソ幅は20.5センチ位です。

テーパード加工で人気なのは18センチ幅位ですから

やはりそれよりも太いです。

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パッチです。

これは仮のパッチです。

(耐洗濯テストの為に付けました)

これから新デザインを考えて、型を起こします。

素材はこのままで紙パッチを採用します。

理由ですが、、、

リジッド(生)での販売をしません。

工場できっちり洗う ワンウオッシュ販売を行います。

その際に革パッチだと、色々と問題が出ます。

大戦モデルでは紙パッチを採用している物も実在します。

採用というか、、、簡素化でしょう。

革を使うのが勿体なかったから?

適当な紙パッチを使っている物があります。

そうゆうストーリーとしてみてはいかがでしょうか?

(やや強引です、、、苦笑)

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それではディテールを説明していきます。

縫製糸はオールイエロー綿糸です。

S501XX(大戦モデル)を参考にして、なるべく当時の縫製仕様に近づけています。

(自分好みで好きにやっていますが、、、)

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まずは長いサイドステッチを採用しています。

47モデル以前に採用された人気のディテールです。

個人的に好きな部分ですから、、、

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リベットはつや消しの無地銅リベットを採用しました。

(もちろん打ち抜き仕様)

受注生産オリジナルジーンズでもこれを使っています。

使い込むと更に色に深みが出て、いい感じになります。

大戦モデルのオリジナルは無地の鉄製銅メッキだと思います。

今回はオリジナルと同じ物の採用は出来ませんでした。

メーカーさん曰く、、、同じ素材でリベットを作る事は出来るが

硬い鉄リベットを打ち込む機械が無い! らしいです、、、汗

当時の鉄リベットはどんな機械で打っていたか見てみたいらしいです。

打ち込んだ後に、リベットヘッドを潰すのにかなりの圧力が必要なのです。

銅は柔らかいので、潰れて変形しやすいです。

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コインポケットのリベットを省略しています。

大戦モデルのお約束でしょう。

外せないポイントです。

右端に耳をチラ見せしています。

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表でチラ見せしていますが、裏側はこんな感じです。

エッジの折りを広めにして、無骨な感じになるようにしました。

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トップボタンは鉄製月桂樹ボタンです(裏側も鉄製)

こちらはメーカーの倉庫で発見したデッドストックになります。

数に限りがあるのですが、初回の生産分は大丈夫だと思います。

(何百本もオーダー来ないと思うので)

ボタン横のVステッチですが、これも大戦モデルの資料から採用しました。

Vというか鋭角三角形ですね(笑)

洗い込むと上端から自然に解れて、Vになるのを狙っています。

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フライボタンも鉄製の無地ドーナツです。

こちらは当店の別注ボタンです。

こちらは過去ブログで詳しく紹介しています→こちらをクリック

オール鉄ボタン仕様となりました!

穿き込みによる経年変化が非常に楽しみな部分です。

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隠しリベット部分です。

こちらも鉄製リベットの採用となりました!

微妙に膨らみのある まさに大戦モデル仕様となりました。

こちらもメーカーの倉庫で発見したデッドストックになります。

数に限りがあるのですが、初回の生産分は大丈夫だと思います。

(何百本もオーダー来ないと思うので)

こちらは過去ブログで詳しく紹介しています→こちらをクリック

RIMG0781

小股の太番手ステッチです。

わざと広い幅にして大戦モデルらしい野暮ったいイメージにしています。

実はここに生地同色(インディゴ染め)の目立たない補強糸で縫っています。

これは当店のリペア屋としての経験からこのような処理にしています。

(この部分のステッチ切れが多いからです)

ビッグEから採用されたカンヌキ留め補強というのがセオリーなのですが

それをしてしまうと、XXらしさが失われます。

なので XXらしく、尚且つ補強ステッチにて強度を上げています。

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大戦モデルの 持ち出しの先端が切りっ放し というのは結構有名だと思います。
(マニアの間だけかも?)

私もこのディテールは外せない部分です、、、笑

裏から見ると、小股の裏にインディゴ色の補強ステッチが見えます(ちょっとだけ)

こうゆう事です。

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後ろポケットです。

ステッチワークはわざと左右不均一にぶれて縫っています。

ここも大戦モデルらしい部分です。

未熟な縫い子さんを採用せざるを得ない状況だった戦時中です。

オリジナルの大戦はもっと曲がっている物もありそうですが、、、

さすがに工場さんで量産するので、ほどほどになるでしょう。

※各ステッチは細かいブレを入れて欲しいと頼んでいますが

それも全て感覚となります。

全てが見本通りに上がっているとは限らないので、どうかご理解の程よろしくお願いします。

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タブですが、当店オリジナルのベンガラ染めです。

素材はレーヨン100%を使っています。

オリジナルの大戦モデルは色抜けが激しい物が多いです。

(染めも当時は適当だったのでしょうか?)

そのイメージで天然染色で淡い雰囲気のベンガラ染めを採用しました。

使い込むとさらに色が薄く変化すると思います。

こちらは過去ブログで詳しく紹介しています→こちらをクリック

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ベルトループです。

47モデル以前に採用された、、、極太ループです。

約15ミリ幅になります。

個人的に外せないディテールです。

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特注のラッパ(ベルトループ状になる金型)で縫われています。

このループは微妙な中盛り感です。

レプリカ系ジーンズではここを強調しすぎている物が多いです。

実際のビンテージはこれくらいの自然な盛り上りだと思います。

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帯裏にオリジナルネームが付きます。

今回新しくデザインした物です。

よろしくお願いします。

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順番が前後しましたが、、、汗

裏側からチェックしていきましょう!

ポケット袋布はアーミーグリーンのヘリンボーンツイルです。

ここも大戦モデルで有名なディテールです。

袋布には色々な素材(ある意味適当)を採用していましたが

個人的に好きなこの生地にしました。

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アップです。

硫化染めの生地を採用しています。

洗い込みで経年変化します。

(当時の大戦モデルもこんな雰囲気でした)

という事は、、、色移りの可能性があります。

真っ白なハンカチとかポケットに入れない方が良いです、、、汗

しかし、マニア向けなので大丈夫でしょう。
(一応アナウンスしておきます)

こちらは過去ブログで詳しく紹介しています→こちらをクリック

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14オンスの岡山産セルビッチデニムを採用しています。

大戦モデルを意識した染めの濃いデニムを探しました。

生地を2択まで絞った事を過去ブログで詳しく紹介しています→こちらをクリック

そして、、、2択の生地を色落ち加工試験してから

最終決定した事を過去ブログで詳しく紹介しています→こちらをクリック

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スソ上げはユニオンスペシャル43200Gによるチェーンステッチ仕上げです。

(10ミリ折り、8ミリステッチ)

当店のミシンを使って、無料サービスします。

※スソ上げ後のワンウオッシュでウネリが出るように設定しております。

工場出荷のスソ上げもチェーンステッチ仕上げでしたが、幅が広かったので

当店でやり直しました、、、苦笑

基本的にスソ上げされると思いますので、ご安心ください。

(長さを変えずに、縫い直しにも無料対応します)

以上でございます。

まだ予約用のHPが出来上がっていないので

予約時期は未定です、、、汗

サイズ展開をどうしようか迷っています。

基本的に通常業務と並行して作業をしています。

(リペア&リメイク納期を優先しています、、、こちらが本業です)

とりあえず、見本が完成した報告となります。

(後は紙パッチのデザイン起こしです)

では!

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